池袋のFlatFive(2022/6/29)。
Hideo Kitagawa 北川秀生 (b)
Ippei Kato 加藤一平 (g)
Noboru Ando 安東昇 (b)
弦楽器のみゆえ、音色や周波数特性のちがいをグラデーションとして受け止められる。<G線上のアリア>での響きを封じた北川さんの音の広がりや、<Django>における加藤さんの艶あり/艶消しの多層的なギターなどおもしろい。安藤さんはエッジを利かせた強い音のコントラバスだが、<If I Were a Bell>では言いたいことを胸に秘めているような雰囲気のソロで、これもまた多層的だった。おのおのが音の層とグラデーションをもち、それがふたりや三人の重なりとなると別の色合いになる。安藤・加藤デュオの<My One and Only Love>ではギターが眩しい反射光、ベースが視界全体のゆるやかな変化。<黒いオルフェ>や<Children's Songs No.1>は三者三様の調和と逸脱の繰り返し(のため、ウトウトさせられる)。
Fuji X-E2, AM Topcor 55mmF1.7 (PK)
●加藤一平
Force@阿佐ヶ谷Yellow Vision(2020年)
Force@阿佐ヶ谷Yellow Vision(2020年)
Force@阿佐ヶ谷Yellow Vision(2020年)
渋大祭@川崎市東扇島東公園(2019年)
シワブキ@なってるハウス(2019年)
騒乱武士『秋田・鎌鼬の里ライブ』(2019年)
鳴らした場合、20 Guilders@高円寺円盤(2018年)
波多江崇行+加藤一平@なってるハウス(2018年)
永武幹子+加藤一平+瀬尾高志+林ライガ@セロニアス(2018年)
竹内直+加藤一平@セロニアス(2017年)
鈴木勲セッション@新宿ピットイン(2014年)