Sightsong

自縄自縛日記

東京の川遊び

2023-05-29 08:33:02 | 関東

シカゴのレジェンド・タツ青木さんたちのライヴを観にいったところ、翌日に川遊びをやるからどうかとのこと。幸い予定もなく日本橋まで出かけ、1時間ほど舟で缶ビールを片手に気持ちいい時間。

タツ青木さんは四谷荒木町の置屋「豊秋本」の生まれで、幼少期から料亭の「お座敷三味線」を体得している。なんでもこれは前座としての位置づけであり、それゆえ、演奏の進め方は即興そのものであった。驚いた。「どうですか齊藤さん、ズージャと比べて」と、青木さん。

娘さんの希音さんはこの日「豊秋千東勢」を襲名なさったそうで、お隣で太鼓を鳴らすさまはカッコよかった。

Fuji X-E2, 7Artisans 12mmF2.8, XF35mmF1.4


Encounter To Engage - featuring Tatsu Aoki, from Chicago@渋谷Li-Po

2023-05-28 09:17:47 | アヴァンギャルド・ジャズ

渋谷のLi-Po(2023/5/27)。

Tatsu Aoki タツ青木 (b, 三味線, movies)
Masahiko Shimaji シマジマサヒコ (b, electronics)
Marcos Fernandes (perc)
Yumiko Tanaka 田中悠美子 (三味線, E.大正琴)

シカゴのフリージャズを愛する者はコントラバス奏者・タツ青木さんの名前を知らないわけがないのだけれど、ご本人に「あなたは東京で僕を知っている3人目だ」と言われた。そのようなユーモラスなところも含めて音楽性である。ときにアンビエント的と感じるほどに全体を包みこみ、ときにピチカートで逸脱しまくる(たしかにこのあたり、サックスのフレッド・アンダーソンやヴォン・フリーマンと長く共演してきたことが納得できる)。

ベースのシマジマサヒコさんが青木さんの来日を機に、田中悠美子さんとマルコス・フェルナンデスさんに声をかけて実現したのだという。結果としてとても豊かなインプロのギグとなった。

マルコスさんはパーカッションの出し入れ自在。シマジさんはグルーヴの刺激を与えては愉しんでいる様子。田中さんも途中から明らかにるんるん即興ゾーンに入り(こういうときは例外なく最高なのだ)、金属の打音を執拗に繰り返したり、なんだこの唸るような低音はと思うと大正琴だったり。

Fuji X-E2, Rollei Sonnar 85mmF2.8 (M42)

●タツ青木
「JazzTokyo」のNY特集(2017/9/30)
ニコール・ミッチェル『Mandorla Awakening II: Emerging Worlds』(2015年)

●田中悠美子
内橋和久+田中悠美子@千駄木Bar Isshee(2023年)
ブライアン・アレン+田中悠美子+今西紅雪@東北沢OTOOTO(2023年)
田中悠美子@Ftarri(2022年)
「ジョン・ラッセルを追悼する」@下北沢アレイホール(2022年)
藤山裕子+さがゆき+田中悠美子+山田邦喜@なってるハウス(2020年)
トム・ブランカート+ルイーズ・ジェンセン+今西紅雪+田中悠美子@本八幡cooljojo(JazzTokyo)(2019年)
齊藤僚太+ヨシュア・ヴァイツェル+田中悠美子@Ftarri(2018年)
角銅真実+横手ありさ、田中悠美子+清田裕美子、すずえり+大城真@Ftarri(2018年)


フィールド – ダイクマン – フローリン / Drag it to the bottom w/秋山徹次@公園通りクラシックス

2023-05-24 07:58:55 | アヴァンギャルド・ジャズ

渋谷の公園通りクラシックス(2023/5/23)。

Thomas Florin (p)
John Dikeman (ts)
Nicolas Field (ds)
Tetuzi Akiyama 秋山徹次 (g)

どフリーのサウンドに秋山徹次さんとは意外にも感じたが、ここはさすが。音価が長く強烈なマッスをぶつけた。それも淡々とこなしていくのが秋山さんらしい。なかなか予定調和で終わらせないのもまた。

そんなわけで農道爆走はさらにパワーアップした。秋山さんの音は農道をぎらぎらと照らした。耳鳴りが半端なかった。

初日に間に合わなかったトリオのアルバムは間に合わせCD-Rから正規のものになった(頂戴してわらしべ長者を思い出した)。客席には日本のミュージシャンのほかにケヴィン・マキューさんやキャル・ライアルさんたちも現れ、愉しかった。ダイクマンさんにはいろいろありがとうと言ってビールをごちそうになった。今回が初来日、数日後にはベルギーに戻るとのこと(オランダ在住と書かれていることがあるが正確にはベルギーとの言)。NYはいいところだがべニューが小さいから稼ぎにならないしなあ、と。

Fuji X-E2, Rollei Sonnar 85mmF2.8 (M42), 7Artisans 12mmF2.8

●ジョン・ダイクマン
フィールド – ダイクマン – フローリン / Drag it to the bottom w/坂田明@横濱エアジン(2023年)
ジェイムスズー『Fool』(2016年)
ジョン・ダイクマン+スティーヴ・ノブル+ダーク・シリーズ『Obscure Fluctuations』(2015年)
ユニヴァーサル・インディアンス w/ ジョー・マクフィー『Skullduggery』(2014年)

●ニコラス・フィールド
フィールド – ダイクマン – フローリン / Drag it to the bottom w/坂田明@横濱エアジン(2023年)
インプロヴァイザーの立脚地 vol.5 秋山徹次(JazzTokyo)

●秋山徹次
秋山徹次+遠藤ふみ+岡川怜央@水道橋Ftarri(2023年)
インプロヴァイザーの立脚地 vol.5 秋山徹次(JazzTokyo)(2023年)
トム・ソロヴェイチェック+小田井清充+秋山徹次@不動前Permian(2023年)
「ジョン・ラッセルを追悼する」@下北沢アレイホール(2022年)
秋山徹次+すずえり@水道橋Ftarri(2020年)
ヨアヒム・バーデンホルスト+ガレス・デイヴィス+秋山徹次@水道橋Ftarri(2020年)
ドーヴィッド・シュタッケナース+秋山徹次+中谷達也@東北沢OTOOTO(2020年)
アーサー・ブル+秋山徹次、神田さやか@Ftarri(2019年)
謝明諺+秋山徹次+池田陽子+矢部優子@Ftarri(2019年)
エリザベス・ミラー+クレイグ・ペデルセン+秋山徹次+中村としまる@Ftarri(2018年)
「響きの今」(ジョン・ラッセル、ストーレ・リアヴィーク・ソルベルグ、ピーター・エヴァンス、秋山徹次)@両国門天ホール(2018年)
高島正志+古池寿浩+秋山徹次「Blues Frozen Xīng ブルース 凍てついた星」@Ftarri(2018年)
Sound of the Mountain with 秋山徹次、中村としまる『amplified clarinet and trumpet, guitars, nimb』(JazzTokyo)(2017年)
ファビオ・ペルレッタ+ロレンツォ・バローニ+秋山徹次+すずえり@Ftarri(2017年)
池田謙+秋山徹次@東北沢OTOOTO(2017年)
『OTOOTO』(2015、17年)


内橋和久+カール・ストーン@千駄木Bar Isshee

2023-05-23 08:05:26 | アヴァンギャルド・ジャズ

千駄木のBar Isshee(2023/5/22)。

Kazuhisa Uchihashi 内橋和久 (daxophone, g, effector)
Carl Stone (PC)

今年ベルリンで、7月にはロンドンで共演するデュオであり、その間の東京。さすがに注目度が高いのか満員になった。

内橋さんのダクソフォンは、聴くたびに、ここまで繊細な人の声に近づき、それを超えているかということに驚かされる。それを変換するサウンドのさらなるすごみといったらない。カールさんは明らかにハコ全体を意識したサウンドであり、ときどき隣の内橋さんをじっと視てはまた別の全体性を創り出している。

Fuji X-E2, 7Artisans 12mmF2.8, XF35mmF1.4

●内橋和久
内橋和久+田中悠美子@千駄木Bar Isshee(2023年)
高瀬アキ+ダニエル・エルトマン+内橋和久+中山晃子『複数の時間』@ゲーテ・インスティトゥート東京(2022年)
内橋和久+広瀬淳二@千駄木Bar Isshee(2022年)
内橋和久+松丸契@千駄木Bar Isshee(2020年)
ロジャー・ターナー+喜多直毅+内橋和久@下北沢Apollo(2019年)
サインホ・ナムチラック+内橋和久@八丁堀ハウル(2019年)
内橋和久+サーデット・テュルキョズ@Bar Isshee(2018年)
ユーラシアンオペラ東京2018(Incredible sound vision of Eurasia in Tokyo)@スーパーデラックス(2018年)
ロジャー・ターナー+広瀬淳二+内橋和久@公園通りクラシックス(2017年)
U9(高橋悠治+内橋和久)@新宿ピットイン(2017年)

●カール・ストーン
カール・ストーン『We Jazz Reworks Vol. 2』(JazzTokyo)(2022年)
カール・ストーン+吉田達也+神田綾子 with 小林径@落合Soup(JazzTokyo)(2022年)
Signals Down@落合soup(2019年)


ダブトライアングル@東北沢OTOOTO

2023-05-22 07:46:40 | アヴァンギャルド・ジャズ

東北沢のOTOOTO(2023/5/21)。マチネ。

Kokichi Yanagisawa 柳沢耕吉 (g, misc.)
Chiho Oka 岡千穂 (key, misc.)
Ryotaro Miyasaka 宮坂遼太郎 (perc, misc.)

さまざまな信号のダブサウンド。なにがなされていたのやら、まったく構えることなく遊ぶ3人。はじめも終わりもない。愉しい。

Fuji X-E2, 7Artisans 12mmF2.8, XF35mmF1.4

●柳沢幸吉
照内央晴+柳沢耕吉+あきおジェイムス+本藤美咲@なってるハウス(2021年)
柳沢耕吉+奥住大輔@東中野セロニアス(2020年)
合わせ鏡一枚 with 直江実樹@阿佐ヶ谷Yellow Vision(2019年)
種まき種まかせ 第3回ー冬の手ー@OTOOTO(2019年)
種まき種まかせ 第2回ー秋の手-@Ftarri(2018年)

●宮坂遼太郎
ガラグア、沼尾翔子+遠藤ふみ@七針(2023年)
秘密基地『ぽつねん』(2019年)
秘密基地@東北沢OTOOTO(2019年)

●岡千穂
本藤美咲+岡千穂@Ftarri(2022年)


林栄一+吉田達也+神田綾子@公園通りクラシックス

2023-05-21 11:46:14 | アヴァンギャルド・ジャズ

渋谷の公園通りクラシックス(2023/5/20)。

Eiichi Hayashi 林栄一 (as)
Tatsuya Yoshida 吉田達也 (ds, voice)
Ayako Kanda 神田綾子 (voice)

林栄一さんと吉田達也さんとは、林栄一ユニット『森の人』(Studio Wee、2001年)以来ほとんど共演していない。前に吉田さんに尋ねたら1回か2回のみ。そして神田綾子さんと吉田達也さんはひとり加えてトリオにするシリーズを繰り返しており今回が7回目(細井徳太郎、纐纈雅代、加藤崇之×2、カール・ストーン、加藤一平)。そんなわけで待望の共演となったが、それも最近いくつかのギグがあったからだ。

『森の人』では吉田さんのプログレビートに林さんが寄る形で、音色はすこし軽いものだったように聴こえた(録音によるものかもしれない)。今回も待ったなしのスピードにあわせて林さんは刻むが、どうしたって林栄一の音でこちらに重いものがダイレクトに届く。逆に林さんが自身の時間感覚で音を放つと神田さんも吉田さんも自身の形を崩さずに3人のサウンドとして昇華してゆく。さすが。

林さんとは松風鉱一さんの話、渋谷毅オーケストラの話。

●林栄一
東京国際バリトンサックス・フェスティバル2023@吉祥寺Star Pine's Cafe(2023年)
林栄一+國仲勝男+本田珠也@阿佐ヶ谷Yellow Vision(2023年)
林栄一+山本達久+神田綾子+ルイス稲毛@下北沢No Room for Squares(JazzTokyo)(2023年)
金澤英明「年末大仕事3~四つ巴」@中野スイートレイン(2022年)
インプロヴァイザーの立脚地 vol.1 林栄一(JazzTokyo)(2022年)
トリオ座@阿佐ヶ谷Yellow Vision(2022年)
林栄一+國仲勝男+小谷まゆみ@阿佐ヶ谷Yellow Vision(2022年)
MMBトリオ with 神田綾子・ルイス稲毛/林栄一@なってるハウス、cooljojo(JazzTokyo)(2022年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2021年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2021年)
林栄一+武田理沙@公園通りクラシックス(2021年)
Fado-mo-two@in F(2020年)
「飴玉☆爆弾」@座・高円寺(2020年)
渋大祭@川崎市東扇島東公園(2019年)
リューダス・モツクーナス『In Residency at Bitches Brew』(JazzTokyo)(2018年)
<浅川マキに逢う>ライブ&上映会@西荻窪CLOPCLOP(2017年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2017年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2016年)
林栄一+小埜涼子『Beyond the Dual 2』(2014-15年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2011年)
カーラ・ブレイ+スティーヴ・スワロウ『DUETS』、渋谷毅オーケストラ
早川岳晴『kowloon』(2002年)
往来トリオの2作品、『往来』と『雲は行く』(1999-2000年)
高瀬アキ『Oriental Express』(1994年)

●吉田達也
吉田達也+神田綾子+加藤一平@中野坂上Aja(2022年)
カール・ストーン+吉田達也+神田綾子 with 小林径@落合Soup(JazzTokyo)(2022年)
吉田達也+加藤崇之+神田綾子@公園通りクラシックス(2022年)
吉田達也+神田綾子+纐纈雅代@公園通りクラシックス(2022年)
吉田達也+神田綾子+細井徳太郎@公園通りクラシックス(2021年)
吉田達也+照内央晴@公園通りクラシックス(JazzTokyo)(2021年)
吉田達也+照内央晴@荻窪Velvet Sun(2020年)
Signals Down@落合soup(2019年)
邂逅、AMU、藤吉@吉祥寺MANDA-LA2(2019年)
クリス・ピッツィオコス+吉田達也+広瀬淳二+JOJO広重+スガダイロー@秋葉原GOODMAN(2017年)
RUINS、MELT-BANANA、MN @小岩bushbash(2017年)
PAK『NYJPN』(-2014年)
一噌幸弘『幽玄実行』『物狂 モノグルイ』(JazzTokyo)(2011年)
早川岳晴『kowloon』(2002年)
デレク・ベイリー+ルインズ『Saisoro』(1994年)

●神田綾子
山本達久+神田綾子@代々木上原Hako Gallery(2023年)
神田綾子+土屋秀樹@池袋Flat Five(2023年)
林栄一+山本達久+神田綾子+ルイス稲毛@下北沢No Room for Squares(JazzTokyo)(2023年)
神田綾子+柳川芳命+内田静男@渋谷Bar subterraneans(JazzTokyo)(2023年)
おーたかずお+神田綾子@大阪堺筋本町ミュージックスポット satone(聰音)(2022年)
吉田達也+神田綾子+加藤一平@中野坂上Aja(2022年)
MMBトリオ with 神田綾子・ルイス稲毛/林栄一@なってるハウス、cooljojo(JazzTokyo)(2022年)
神田綾子+大澤香織+西嶋徹@大泉学園インエフ(2022年)
カール・ストーン+吉田達也+神田綾子 with 小林径@落合Soup(JazzTokyo)(2022年)
米澤一平+神田綾子@日本橋Double Tall Art & Espresso Bar(2022年)
吉田達也+加藤崇之+神田綾子@公園通りクラシックス(2022年)
神田綾子+ルイス稲毛@東北沢OTOOTO(2022年)
日本天狗党と時岡秀雄そして神田綾子@阿佐ヶ谷Yellow Vision(2022年)
吉田達也+神田綾子+纐纈雅代@公園通りクラシックス(2022年)
シェーン・ボーデン+神田綾子+Rohco@東北沢OTOOTO(2022年)
神田綾子+大澤香織+西嶋徹@大泉学園インエフ(2022年)
神田綾子+三上寛@なってるハウス(JazzTokyo)(2021年)
吉田達也+神田綾子+細井徳太郎@公園通りクラシックス(2021年)
神田綾子+矢部優子+遠藤ふみ@大泉学園インエフ(2021年)
神田綾子+細井徳太郎+岡川怜央@水道橋Ftarri(JazzTokyo)(2021年)
神田綾子+加藤崇之@下北沢No Room for Squares(2021年)
柳川芳命+照内央晴+神田綾子@なってるハウス(2021年)
細田茂美+神田綾子@高円寺グッドマン(2021年)
神田綾子+真木大彰@Permian(2021年)
纐纈雅代+神田綾子@六本木Electrik神社(JazzTokyo)(2021年)
神田綾子+加藤崇之@下北沢No Room for Squares(2021年)
神田綾子+纐纈雅代@下北沢No Room for Squares(2021年)
新年邪気祓いセッション@山猫軒(2021年)
マクイーン時田深山+神田綾子@下北沢No Room for Squares(JazzTokyo)(2020年)
岡田ヨシヒロ@池袋Flat Five(2020年)
神田綾子+森順治@横濱エアジン(JazzTokyo)(2020年)
神田綾子+北田学@渋谷Bar Subterraneans(動画配信)(2020年)


ガラグア、沼尾翔子+遠藤ふみ@七針

2023-05-19 07:18:16 | アヴァンギャルド・ジャズ

新川の七針(2023/5/18)。久しぶりに行ったら1階にポタジェというお店ができていて、カレーがとても美味しかった。

Shoko Numao 沼尾翔子 (vo)
Fumi Endo 遠藤ふみ (p)

ガラグア
Aoi Tagami 田上碧 (vo. g, 口琴)
Ryotaro Miyasaka 宮坂遼太郎 (ds)
Sunao Hiwatari 樋渡直 (b, g, 喉歌, 口琴)

前半、沼尾翔子+遠藤ふみ。沼尾さんの歌の独特さ、おもしろさはなんだろう。ことばをうた世界の構築の手段として使うというより、ことば自体が目的となっている感覚がある。聴く者もうた世界を介してではなくより直接的に感知する。あとで田上さんが「そのまま溶けてしまいそうだった」なんて口にしたことにも共感。遠藤さんも「歌伴」ではないからこその、このデュオ。

後半、ガラグア。田上さん久しぶりに聴いたけれど、振れ幅の両端を出しているようで、やはり独特。湿り気のある歌唱から音波的な即興までシームレスに高速移動してそのたびに驚かされる。バンド全員で愉しさを発散している。

Fuji X-E2, 7Artisans 12mmF2.8, Rollei Sonnar 85mmF2.8 (M42)

●沼尾翔子
沼尾翔子@水道橋Ftarri(2023年)
Uquwa@神保町試聴室(2023年)

●遠藤ふみ
Thieves@神保町試聴室(2023年)
幽けき刻@公園通りクラシックス(2023年)
荻野やすよし+遠藤ふみ@神保町試聴室(2023年)
長沢哲+遠藤ふみ@神保町試聴室(2023年)
quintet@不動前Permian(2023年)
阿部真武+池田謙+遠藤ふみ@公園通りクラシックス(2023年)
Ensemble 響む@入間市文化創造アトリエ・アミーゴ ホール(2023年)
秋山徹次+遠藤ふみ+岡川怜央@水道橋Ftarri(2023年)
Uquwa@神保町試聴室(2023年)
齊藤涼子+遠藤ふみ@u-ma kagurazaka(2023年)
浅野昭一+高橋麻理絵+遠藤ふみ@下北沢Apollo(2023年)
遠藤ふみ+甲斐正樹+則武諒@神保町試聴室(2023年)
遠藤ふみ@水道橋Ftarri(2023年)
幽けき刻@成城学園前Cafe Beulmans(2022年)
やみのうつつ vol.1@神保町試聴室(2022年)
長沢哲+遠藤ふみ@神保町試聴室(2022年)
遠藤ふみ+甲斐正樹+則武諒@神保町試聴室(2022年)
幽けき刻@公園通りクラシックス(2022年)
神田綾子+矢部優子+遠藤ふみ@大泉学園インエフ(2021年)
遠藤ふみ『Live at Ftarri, March 8, April 11 and June 27, 2021』(JazzTokyo)(2021年)
青木タイセイ+遠藤ふみ+則武諒@関内・上町63(2021年)
徳永将豪+遠藤ふみ@Ftarri(その3)(2021年)
かみむら泰一+古和靖章+遠藤ふみ+阿部真武@神保町試聴室(2021年)
徳永将豪+遠藤ふみ@Ftarri(その2)(2021年)
本藤美咲+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)
徳永将豪+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)
池田陽子+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)

●田上碧
田上碧@Ftarri(2020年)
池田陽子、増渕顕史、野川菜つみ、田上碧、メーガン・アリス・クルーン@Ftarri(2019年)
田上碧+徳永将豪+松本一哉@Ftarri (2019年)
山田光+坂本光太@Ftarri
(2019年)

●宮坂遼太郎
秘密基地『ぽつねん』(2019年)
秘密基地@東北沢OTOOTO(2019年)


フィールド – ダイクマン – フローリン / Drag it to the bottom w/坂田明@横濱エアジン

2023-05-17 08:14:23 | アヴァンギャルド・ジャズ

横濱エアジン(2023/5/16)。

Thomas Florin (p)
John Dikeman (ts)
Nicolas Field (ds)
Akira Sakata 坂田明 (as, cl, vo)

トリオ、坂田ソロ、4人。ジョン・ダイクマンはひしゃげて濁った音でフリージャズの農道を爆走する。この感覚は久しぶりで嬉しい。ニコラス・フィールドはタムやスネアの打音の微妙な違いを活かし、トーマス・フローリンは全方位的に激しく攻めるのに華麗でもある。坂田さんはさすがの技。

愉快で素晴らしい人たち。ツアーの間にもういちど観にいきたい。

Fuji X-E2, 7Artisans 12mmF2.8, Rollei Sonnar 85mmF2.8 (M42)

●ジョン・ダイクマン
ジェイムスズー『Fool』(2016年)
ジョン・ダイクマン+スティーヴ・ノブル+ダーク・シリーズ『Obscure Fluctuations』(2015年)
ユニヴァーサル・インディアンス w/ ジョー・マクフィー『Skullduggery』(2014年)

●ニコラス・フィールド
インプロヴァイザーの立脚地 vol.5 秋山徹次(JazzTokyo)

●坂田明
MMBトリオ+坂田明@下北沢No Room for Squares(2022年)
特殊音樂祭@和光大学(JazzTokyo)(2019年)
Arashi@稲毛Candy(2019年)
リューダス・モツクーナス『In Residency at Bitches Brew』(JazzTokyo)(2018年)
ピーター・エヴァンス@Jazz Art せんがわ2018(JazzTokyo)
JAZZ ARTせんがわ2018
サイモン・ナバトフ@新宿ピットイン(2017年)
『浅川マキを観る vol.3』@国分寺giee(2017年)
坂田明+今井和雄+瀬尾高志@Bar Isshee(2016年)
ジョー・モリス@スーパーデラックス(2015年)
ペーター・ブロッツマンの映像『Concert for Fukushima / Wels 2011』(2011年)
見上げてごらん夜の星を(坂田明『ひまわり』、2006年)
浅川マキ『ふと、或る夜、生き物みたいに歩いているので、演奏家たちのOKをもらった』(1980年)
浅川マキ『Maki Asakawa』(主に1970年代)


R.I.P. 松風鉱一(JazzTokyo)

2023-05-11 00:46:21 | アヴァンギャルド・ジャズ

>> R.I.P. 松風鉱一 – JazzTokyo

Fuji X-E2、XF60mmF2.4

●松風鉱一
東京国際バリトンサックス・フェスティバル2023@吉祥寺Star Pine's Cafe(2023年)
GUZ サックスワークショップ@新宿ピットイン(2022年)
松風鉱一インタビュー(JazzTokyo)(2022年)
守屋純子+松風鉱一@Lindenbaum(2022年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2022年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2021年)
松風鉱一@西荻窪clop clop(2021年)
松風鉱一@本八幡cooljojo(2021年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2021年)
宅Shoomy朱美+松風鉱一+藤ノ木みか@なってるハウス(2020年)
松風鉱一+上村勝正+石田幹雄@本八幡cooljojo(2020年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2020年)
夢Duo年末スペシャル@なってるハウス(2019年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2019年)
渋大祭@川崎市東扇島東公園(2019年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2019年)
平田王子+渋谷毅『Luz Do Sol*やさしい雨』(2018年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2018年その2)
松風鉱一カルテット@西荻窪Clop Clop(2018年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2018年その1)
松風M.A.S.H. その3@なってるハウス(2018年)
今村祐司グループ@新宿ピットイン(2017年)
松風M.A.S.H. その2@なってるハウス(2017年)
松風M.A.S.H.@なってるハウス(2017年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2017年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2016年その3)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2016年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2016年その2)
松風鉱一@十条カフェスペース101(2016年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2016年その1)
渋谷毅エッセンシャル・エリントン@新宿ピットイン(2015年)
松風鉱一カルテット+石田幹雄@新宿ピットイン(2015年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2014年)
5年ぶりの松風鉱一トリオ@Lindenbaum(2013年)
松風鉱一カルテット@新宿ピットイン(2012年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2011年)
松風鉱一トリオ@Lindenbaum(2008年)
松風鉱一カルテット、ズミクロン50mm/f2(2007年)
原みどりとワンダー5『恋☆さざなみ慕情』(2006年)
板谷博ギルティ・フィジック(1990、95年)
松風鉱一『Good Nature』(1981年)
松風鉱一トリオ+大徳俊幸『Earth Mother』(1978年)
『生活向上委員会ライブ・イン・益田』(1976年)
カーラ・ブレイ+スティーヴ・スワロウ『DUETS』、渋谷毅オーケストラ
森山威男『SMILE』、『Live at LOVELY』 
反対側の新宿ピットイン
くにおんジャズ、鳥飼否宇『密林』


渋谷毅&仲野麻紀『アマドコロ摘んだ春 ~ Live at World Jazz Museum 21』(JazzTokyo)

2023-05-11 00:43:29 | アヴァンギャルド・ジャズ

>> #2242 『渋谷毅&仲野麻紀/アマドコロ摘んだ春 ~ Live at World Jazz Museum 21』 – JazzTokyo

●渋谷毅
Luz Do Sol@なってるハウス(2023年)
渋谷毅+外山明+甲斐正樹@なってるハウス(2023年)
東京国際バリトンサックス・フェスティバル2023@吉祥寺Star Pine's Cafe(2023年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2021年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2021年)
渋大祭@川崎市東扇島東公園(2019年)
平田王子+渋谷毅『Luz Do Sol*やさしい雨』(2018年)
2018年ベスト(JazzTokyo)(2018年)
廣木光一+渋谷毅『Águas De Maio 五月の雨』(2018年)
今村祐司グループ@新宿ピットイン(2017年)
渋谷毅@裏窓(2017年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2017年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2016年その3)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2016年その2)
廣木光一+渋谷毅@本八幡Cooljojo(2016年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2016年その1)
渋谷毅@裏窓(2016年)
渋谷毅+市野元彦+外山明『Childhood』(2015年)
渋谷毅エッセンシャル・エリントン@新宿ピットイン(2015年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2014年)
渋谷毅オーケストラ@新宿ピットイン(2011年)
渋谷毅+津上研太@ディスクユニオン(2011年)
渋谷毅のソロピアノ2枚(2007年)
原みどりとワンダー5『恋☆さざなみ慕情』(2006年)
『RAdIO』(1996, 99年) 
渋谷毅+川端民生『蝶々在中』(1998年)
『RAdIO』カセットテープ版(1994年)
『浅川マキを観る vol.3』@国分寺giee(1988年)
『山崎幹夫撮影による浅川マキ文芸座ル・ピリエ大晦日ライヴ映像セレクション』(1987-92年)
浅川マキ+渋谷毅『ちょっと長い関係のブルース』(1985年) 
カーラ・ブレイ+スティーヴ・スワロウ『DUETS』、渋谷毅オーケストラ
見上げてごらん夜の星を 

●仲野麻紀
仲野麻紀+野口UFO義徳@白楽Bitches Brew(2021年)
仲野麻紀『旅する音楽』、Ky『心地よい絶望』


インプロヴァイザーの立脚地 vol.7 遠藤ふみ(JazzTokyo)

2023-05-11 00:40:04 | アヴァンギャルド・ジャズ

>> インプロヴァイザーの立脚地 vol.7 遠藤ふみ – JazzTokyo

Fuji X-E2, Rollei Sonnar 85mmF2.8 (M42)

●遠藤ふみ
Thieves@神保町試聴室(2023年)
幽けき刻@公園通りクラシックス(2023年)
荻野やすよし+遠藤ふみ@神保町試聴室(2023年)
長沢哲+遠藤ふみ@神保町試聴室(2023年)
quintet@不動前Permian(2023年)
阿部真武+池田謙+遠藤ふみ@公園通りクラシックス(2023年)
Ensemble 響む@入間市文化創造アトリエ・アミーゴ ホール(2023年)
秋山徹次+遠藤ふみ+岡川怜央@水道橋Ftarri(2023年)
Uquwa@神保町試聴室(2023年)
齊藤涼子+遠藤ふみ@u-ma kagurazaka(2023年)
浅野昭一+高橋麻理絵+遠藤ふみ@下北沢Apollo(2023年)
遠藤ふみ+甲斐正樹+則武諒@神保町試聴室(2023年)
遠藤ふみ@水道橋Ftarri(2023年)
幽けき刻@成城学園前Cafe Beulmans(2022年)
やみのうつつ vol.1@神保町試聴室(2022年)
長沢哲+遠藤ふみ@神保町試聴室(2022年)
遠藤ふみ+甲斐正樹+則武諒@神保町試聴室(2022年)
幽けき刻@公園通りクラシックス(2022年)
神田綾子+矢部優子+遠藤ふみ@大泉学園インエフ(2021年)
遠藤ふみ『Live at Ftarri, March 8, April 11 and June 27, 2021』(JazzTokyo)(2021年)
青木タイセイ+遠藤ふみ+則武諒@関内・上町63(2021年)
徳永将豪+遠藤ふみ@Ftarri(その3)(2021年)
かみむら泰一+古和靖章+遠藤ふみ+阿部真武@神保町試聴室(2021年)
徳永将豪+遠藤ふみ@Ftarri(その2)(2021年)
本藤美咲+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)
徳永将豪+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)
池田陽子+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)


池田陽子、大蔵雅彦@Ftarri

2023-05-08 23:08:32 | アヴァンギャルド・ジャズ

水道橋のFtarri(2023/5/8)。

Yoko Ikeda 池田陽子 (silent vln)
Masahiko Okura 大蔵雅彦 (cl, b, p)

それぞれのソロ。

池田さんのソロは並行して音を出しながら弱くかすれ、時間の進行とゆっくり追いかけっこをしているような感覚。ときに妙なる音が聴こえてくる。本人によると、自分の体内の音(耳鳴り)と外からの音を同じにしようという試みでもあった。そうか追いかけっこは自他の間のものだったのか。

大蔵さんはクラのソロ(もともと正弦波と重ねる予定だったとのこと)、ベースとピアノとのひとりデュオ。思考実験の隘路に入り込んでいくようで、開かれているのか閉ざされているのかわからなくて奇妙。

Fuji X-E2, Rollei Planar 85mmF2.8 (M42)

●池田陽子
Ensemble 響む@入間市文化創造アトリエ・アミーゴ ホール(2023年)
りら~雲を吐き、星を喰う homages to Tetsu~@山猫軒(JazzTokyo)(2022年)
池田陽子+阿部真武+岡川怜央@Ftarri(2021年)
池田陽子+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)
asinus auris@Ftarri(2020年)
秋分の午後@喫茶茶会記(2020年)
マクイーン時田深山+池田陽子+池上秀夫 ― 弦弦弦@喫茶茶会記(JazzTokyo)(2020年)
815展でのパフォーマンス(広瀬淳二、池田陽子、渡辺隆雄、遠藤昭)@好文画廊(2020年)
ヨアヒム・バーデンホルスト+大上流一+南ちほ+池田陽子@不動前Permian(2020年)
池田陽子、増渕顕史、野川菜つみ、田上碧、メーガン・アリス・クルーン@Ftarri(2019年)
ヒゴヒロシ+矢部優子、プチマノカリス/山我静+鈴木ちほ+池田陽子@なってるハウス(2019年)
ガトー・リブレ、asinus auris@Ftarri(2019年)
Signals Down@落合soup(2019年)
815展でのパフォーマンス(矢部優子、広瀬淳二、池田陽子、渡辺隆雄、遠藤昭)@好文画廊(2019年)
Hubble Deep Fields@Ftarri(2019年)
謝明諺+秋山徹次+池田陽子+矢部優子@Ftarri(2019年)
アレクサンダー・ホルム、クリス・シールズ、クラウス・ハクスホルムとのセッション@Permian(2019年)
エレクトロニクスとヴィオラ、ピアノの夕べ@Ftarri(2019年)
鈴木ちほ+池田陽子(solo solo duo)@高円寺グッドマン(2019年)
大墻敦『春画と日本人』(2018年)
池田陽子+山㟁直人+ダレン・ムーア、安藤暁彦@Ftarri(2018年)
森重靖宗+池田陽子+増渕顕史『shade』(2018年)
佐伯美波+池田若菜+池田陽子+杉本拓+ステファン・テュット+マンフレッド・ヴェルダー『Sextet』(2017年)
クリスチャン・コビ+池田若菜+杉本拓+池田陽子『ATTA!』(2017年)

●大蔵雅彦
Thieves@神保町試聴室(2023年)
quintet@不動前Permian(2023年)
大蔵雅彦+阿部真武@水道橋Ftarri(2023年)
と色@幡ヶ谷forestlimit(2021年)
リアル・タイム・オーケストレイション@Ftarri(2016年)


徹の部屋ふたたび 不在の在 ~『齋藤徹の芸術 コントラバスが描く運動体』出版記念@いずるば(JazzTokyo)

2023-05-07 09:52:54 | アヴァンギャルド・ジャズ

拙著『齋藤徹の芸術 コントラバスが描く運動体』の出版記念イヴェント(2023/4/23)。忍田百々子さんが報告を書いてくださった。

#1259 徹の部屋ふたたび 不在の在 ~『齋藤徹の芸術 コントラバスが描く運動体』出版記念 – JazzTokyo

●齋藤徹
『私の城』(2022年)
齊藤聡『齋藤徹の芸術 コントラバスが描く運動体』(2022年)
森田志保『徹さんの不在』(Dance Vision 2021 feat. 齋藤徹)@アトリエ第Q藝術(2021年)
齋藤徹生誕祭@横濱エアジン(2021年)
徹さんとすごす会 -齋藤徹のメメント・モリ-(2019年)
『Sluggish Waltz スロッギーのワルツ』(JazzTokyo)(2019年)
ジャン・サスポータス+矢萩竜太郎+熊坂路得子@いずるば(齋藤徹さんの不在の在)(2019年)
松本泰子+庄﨑隆志+齋藤徹@横濱エアジン(『Sluggish Waltz - スロッギーのワルツ』DVD発売記念ライヴ)(2019年)
齋藤徹+久田舜一郎@いずるば(2019年)
齋藤徹+沢井一恵@いずるば(JazzTokyo)(2019年)
近藤真左典『ぼくのからだはこういうこと』、矢荻竜太郎+齋藤徹@いずるば(2019年)
2018年ベスト(JazzTokyo)
長沢哲+齋藤徹@ながさき雪の浦手造りハム(2018年)
藤山裕子+レジー・ニコルソン+齋藤徹@横濱エアジン(JazzTokyo)(2018年)
齋藤徹+長沢哲+木村由@アトリエ第Q藝術(2018年)
ロジャー・ターナー+喜多直毅+齋藤徹@横濱エアジン(2018年)
かみむら泰一+齋藤徹@喫茶茶会記(2018年)
永武幹子+齋藤徹@本八幡cooljojo(JazzTokyo)(2018年)
かみむら泰一+齋藤徹@本八幡cooljojo(2018年)
DDKトリオ+齋藤徹@下北沢Apollo(2018年)
川島誠+齋藤徹@バーバー富士(JazzTokyo)(2018年)
齋藤徹+喜多直毅@板橋大山教会(2018年)
齋藤徹+喜多直毅+外山明@cooljojo(2018年)
かみむら泰一+齋藤徹@本八幡cooljojo(2018年)
齋藤徹+喜多直毅+皆藤千香子@アトリエ第Q藝術(2018年)
2017年ベスト(JazzTokyo)
即興パフォーマンス in いずるば 『今 ここ わたし 2017 ドイツ×日本』(2017年)
『小林裕児と森』ライヴペインティング@日本橋三越(2017年)
ロジャー・ターナー+喜多直毅+齋藤徹@横濱エアジン(JazzTokyo)(2017年)
長沢哲+齋藤徹@東北沢OTOOTO(2017年)
翠川敬基+齋藤徹+喜多直毅@in F(2017年)
齋藤徹ワークショップ特別ゲスト編 vol.1 ミシェル・ドネダ+レ・クアン・ニン+佐草夏美@いずるば(2017年)
齋藤徹+喜多直毅@巣鴨レソノサウンド(2017年)
齋藤徹@バーバー富士(2017年)
齋藤徹+今井和雄@稲毛Candy(2017年)
齋藤徹 plays JAZZ@横濱エアジン(JazzTokyo)(2017年)
齋藤徹ワークショップ「寄港」第ゼロ回@いずるば(2017年)
りら@七針(2017年)
ミシェル・ドネダ+フレデリック・ブロンディ+齋藤徹『Spring Road 16』(JazzTokyo)(2016年)
広瀬淳二+今井和雄+齋藤徹+ジャック・ディミエール@Ftarri(2016年)
齋藤徹『TRAVESSIA』(2016年)
齋藤徹の世界・還暦記念コントラバスリサイタル@永福町ソノリウム(2016年)
かみむら泰一+齋藤徹@キッド・アイラック・アート・ホール(2016年)
齋藤徹+かみむら泰一、+喜多直毅、+矢萩竜太郎(JazzTokyo)(2015-16年)
齋藤徹・バッハ無伴奏チェロ組曲@横濱エアジン(2016年)
うたをさがして@ギャラリー悠玄(2015年) 
齋藤徹+類家心平@sound cafe dzumi(2015年)
齋藤徹+喜多直毅+黒田京子@横濱エアジン(2015年)
映像『ユーラシアンエコーズII』(2013年)
ユーラシアンエコーズ第2章(2013年)
バール・フィリップス+Bass Ensemble GEN311『Live at Space Who』(2012年)
ミシェル・ドネダ+レ・クアン・ニン+齋藤徹@ポレポレ坐(2011年)
齋藤徹による「bass ensemble "弦" gamma/ut」(2011年)
『うたをさがして live at Pole Pole za』(2011年)
齋藤徹『Contrabass Solo at ORT』(2010年)
齋藤徹+今井和雄『ORBIT ZERO』(2009年)
齋藤徹、2009年5月、東中野(2009年)
ミシェル・ドネダと齋藤徹、ペンタックス43mm(2007年)
齋藤徹+今井和雄+ミシェル・ドネダ『Orbit 1』(2006年)
ローレン・ニュートン+齋藤徹+沢井一恵『Full Moon Over Tokyo』(2005年)
明田川荘之+齋藤徹『LIFE TIME』(2005年)
ミシェル・ドネダ+レ・クアン・ニン+齋藤徹+今井和雄+沢井一恵『Une Chance Pour L'Ombre』(2003年)
往来トリオの2作品、『往来』と『雲は行く』(1999、2000年)
齋藤徹+ミシェル・ドネダ+チョン・チュルギ+坪井紀子+ザイ・クーニン『ペイガン・ヒム』(1999年)
齋藤徹+ミシェル・ドネダ『交感』(1999年)
齋藤徹+沢井一恵『八重山游行』(1996年)
久高島で記録された嘉手苅林昌『沖縄の魂の行方』、池澤夏樹『眠る女』、齋藤徹『パナリ』(1996年)
ミシェル・ドネダ+アラン・ジュール+齋藤徹『M'UOAZ』(1995年)
ユーラシアン・エコーズ、金石出(1993、1994年)
ジョゼフ・ジャーマン 


吉田桂一@行徳ホットハウス

2023-05-07 08:58:06 | アヴァンギャルド・ジャズ

行徳のホットハウス(2023/5/6)。

Keiichi Yoshida 吉田桂一 (p)
Satoshi Kosugi 小杉敏 (b)
Kanae Konuma 小沼奏絵 (ds)
Guests:
Yuki Kodama 小玉勇気 (b)
Shogo Hamada 浜田省吾 (ds)

ソニー・クラーク、J・J・ジョンソン、ウィントン・ケリー、スタンダード曲。さすがのバップピアニスト。そして小杉さんのベースの色気にはうっとりさせられてしまった。

ところでプレイの途中のおもしろいタイミングで反応する観客がいて、よくみたらドラマーの鷲頭誠さん。しばしおしゃべりして楽しかった。

Fuji X-E2, Rollei Sonnar 85mmF2.8 (M42)

●吉田桂一
伊勢秀一郎+吉田桂一+小杉敏@行徳ホットハウス(2022年)

●小杉敏
小杉敏+森田潔+江澤茜@行徳ホットハウス(2022年)
伊勢秀一郎+吉田桂一+小杉敏@行徳ホットハウス(2022年)
澤田一範+松井節子+小杉敏+渡辺文男@行徳ホットハウス(2019年)
安保徹+松井節子+小杉敏+村田憲一郎@行徳ホットハウス(2019年)
澤田一範+松井節子+小杉敏+村田憲一郎@行徳ホットハウス(2019年)
中村誠一+松井節子+小杉敏+村田憲一郎@行徳ホットハウス
(2018年)


Thieves@神保町試聴室

2023-05-07 08:19:33 | アヴァンギャルド・ジャズ

神保町の試聴室(2023/5/5)。

Thieves:
Masahiko Okura 大蔵雅彦 (vo, b, cl, sinewaves)
Masatake Abe 阿部真武 (b)
Fumi Endo 遠藤ふみ (p)

いちど延期となった歌ものプロジェクト初演。

「ポップな歌も演るのだろう」くらいのつもりで出かけて、面食らってしまった。歌ものとはいえ、手厚いコードや観客との共有感によって場の創出が担保されているわけではまったくない。むしろことばと音の剥き出し感があって、依拠するものがないままの状態。

大蔵さんは「ことばの外部性」を口にした。人間はことばによってのみ生かされる呪われた存在であり、その肝心のことばは、発せられた途端に宿主の意思など関係ないものとなるのだ、と(意訳)。ではそのことばをオブラートに包まず提示したらどうなるかという音楽。なんだかよくわからないが魅惑もされるので、また目撃しに行かなければならない。

セカンドセットは、大蔵さんからメッセンジャーで共演者に簡潔かつ抽象的なことばが送られるという形の即興。ことばの解釈の自由度に委ねるというねらいもあるのだろうか。

Fuji X-E2, 7Artisans 12mmF2.8, Rollei Sonnar 85mmF2.8 (M42)

●大蔵雅彦
quintet@不動前Permian(2023年)
大蔵雅彦+阿部真武@水道橋Ftarri(2023年)
と色@幡ヶ谷forestlimit(2021年)
リアル・タイム・オーケストレイション@Ftarri(2016年)

●阿部真武
長沢哲+阿部真武@Ftarri(2023年)
阿部真武+池田謙+遠藤ふみ@公園通りクラシックス(2023年)
Uquwa@神保町試聴室(2023年)
大蔵雅彦+阿部真武@水道橋Ftarri(2023年)
北田学+外山明+阿部真武@渋谷Bar Subterraneans(2023年)
阿部真武+本藤美咲@水道橋Ftarri(2023年)
北田学+外山明+阿部真武@渋谷Bar Subterraneans(2022年)
加藤綾子+阿部真武@不動前Permian(2022年)
細井徳太郎+阿部真武@水道橋Ftarri(2022年)
かみむら泰一+古和靖章+遠藤ふみ+阿部真武@神保町試聴室(2021年)
池田陽子+阿部真武+岡川怜央@Ftarri(2021年)

●遠藤ふみ
幽けき刻@公園通りクラシックス(2023年)
荻野やすよし+遠藤ふみ@神保町試聴室(2023年)
長沢哲+遠藤ふみ@神保町試聴室(2023年)
quintet@不動前Permian(2023年)
阿部真武+池田謙+遠藤ふみ@公園通りクラシックス(2023年)
Ensemble 響む@入間市文化創造アトリエ・アミーゴ ホール(2023年)
秋山徹次+遠藤ふみ+岡川怜央@水道橋Ftarri(2023年)
Uquwa@神保町試聴室(2023年)
齊藤涼子+遠藤ふみ@u-ma kagurazaka(2023年)
浅野昭一+高橋麻理絵+遠藤ふみ@下北沢Apollo(2023年)
遠藤ふみ+甲斐正樹+則武諒@神保町試聴室(2023年)
遠藤ふみ@水道橋Ftarri(2023年)
幽けき刻@成城学園前Cafe Beulmans(2022年)
やみのうつつ vol.1@神保町試聴室(2022年)
長沢哲+遠藤ふみ@神保町試聴室(2022年)
遠藤ふみ+甲斐正樹+則武諒@神保町試聴室(2022年)
幽けき刻@公園通りクラシックス(2022年)
神田綾子+矢部優子+遠藤ふみ@大泉学園インエフ(2021年)
遠藤ふみ『Live at Ftarri, March 8, April 11 and June 27, 2021』(JazzTokyo)(2021年)
青木タイセイ+遠藤ふみ+則武諒@関内・上町63(2021年)
徳永将豪+遠藤ふみ@Ftarri(その3)(2021年)
かみむら泰一+古和靖章+遠藤ふみ+阿部真武@神保町試聴室(2021年)
徳永将豪+遠藤ふみ@Ftarri(その2)(2021年)
本藤美咲+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)
徳永将豪+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)
池田陽子+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)