Sightsong

自縄自縛日記

大友良英 X 田中鮎美 "session"@公園通りクラシックス

2024-01-20 13:26:17 | アヴァンギャルド・ジャズ

渋谷の公園通りクラシックス、大友良英 X 田中鮎美 2daysの2日目(2024/1/16)。

Yoshihide Otomo 大友良英 (g)
Ayumi Tanaka 田中鮎美 (p)
Kei Matsumaru 松丸契 (as)
Ami Yamasaki 山崎阿弥 (voice)
Kosuke Ochiai 落合康介 (b, 馬頭琴, 口琴)

美しいむらのある手漉きの紙を重ね合わせているようで、それぞれの作業と社会の構築がみごとの一言。大友さんの音は溶け込むことがなく独立して聴こえる。

Fuji X-E2、7Artisans 12mmF2.8

●大友良英
TRY ANGLE/大友良英+川島誠+山崎比呂志@なってるハウス(2022年)
大友良英+川島誠『DUO』(Jazz Right Now)(2021年)
大友良英+川島誠@山猫軒(2021年)
リューダス・モツクーナス+大友良英+梅津和時@白楽Bitches Brew(JazzTokyo)(2018年)
大友良英+マッツ・グスタフソン@GOK Sound(2018年)
阿部芙蓉美『EP』(2014年)
ペーター・ブロッツマンの映像『Concert for Fukushima / Wels 2011』(2011年)
ジョン・ブッチャー+大友良英、2010年2月、マドリッド(2010年)
井上剛『その街のこども 劇場版』(2010年)
『その街のこども』(2010年)
大友良英+尾関幹人+マッツ・グスタフソン 『ENSEMBLES 09 休符だらけの音楽装置展 「with records」』(2009年)
サインホ・ナムチラックの映像(2008年)
大友良英の映像『Multiple Otomo』(2007年)
『鬼太郎が見た玉砕』(2007年)
原みどりとワンダー5『恋☆さざなみ慕情』(2006年)
テレビドラマ版『クライマーズ・ハイ』(2003年)

●山崎阿弥
ドリュー・ウェセリー+山崎阿弥@東北沢OTOOTO(2023年)
山崎阿弥+坂口光央@神保町試聴室(2021年)
山崎阿弥『quantum quantum』(JazzTokyo)(2019年)
フローリアン・ヴァルター+石川高+山崎阿弥@Bar subterraneans(JazzTokyo)(2019年)
山崎阿弥+ネッド・ローゼンバーグ@千駄木Bar Isshee(2019年)
ローレン・ニュートン、ハイリ・ケンツィヒ、山崎阿弥、坂本弘道、花柳輔礼乃、ヒグマ春夫(JAZZ ART せんがわ2018、バーバー富士)(JazzTokyo)(2018年)
石原雄治+山崎阿弥@Bar Isshee(2018年)
岩川光+山崎阿弥@アートスペース.kiten(2018年)

●松丸契
松丸契+細井徳太郎@代々木上原hako gallery(2023年)
TRY ANGLE/松丸契+井野信義+山崎比呂志@なってるハウス(2022年)
松丸契+山本達久@公園通りクラシックス(2021年)
内橋和久+松丸契@千駄木Bar Isshee(2020年)
松丸契@下北沢No Room for Squares(JazzTokyo)(2020年)
松丸契@東池袋KAKULULU(2020年)
瀬尾高志+松丸契+竹村一哲+高橋佑成@公園通りクラシックス(2020年)
松丸契+永武幹子+マーティ・ホロベック@なってるハウス(JazzTokyo)(2020年)
松丸契@下北沢No Room For Squares(2020年)
松丸契+片倉真由子@小岩コチ(2020年)
細井徳太郎+松丸契@東北沢OTOOTO(2019年)
松丸契『THINKKAISM』(2019年)
纐纈雅代+松丸契+落合康介+林頼我@荻窪ベルベットサン(2019年)
m°Fe-y@中野Sweet Rain(2019年)
SMTK@下北沢Apollo(2019年)

●落合康介
酒井俊+田中信正+ファルコン+落合康介@本八幡cooljojo(2023年)
STFSO@新宿ピットイン(2022年)
落合康介@東北沢OTOOTO(2021年)
纐纈雅代+松丸契+落合康介+林頼我@荻窪ベルベットサン(2019年)
m°Fe-y@中野Sweet Rain(2019年)
クリス・ヴィーゼンダンガー+かみむら泰一+落合康介+則武諒@中野Sweet Rain(2019年)
レイモンド・マクモーリン@本八幡cooljojo(2019年)
永武幹子トリオ@本八幡cooljojo(2017年)
立花秀輝トリオ@東中野セロニアス(2017年)
永武幹子@本八幡cooljojo(2017年) 


ジョナス・メカス、イン・ビトウィーン

2024-01-20 10:25:15 | 小型映画

埼玉県立近代美術館の『イン・ビトウィーン』展。展覧会が目指すものは「個の身体を拠りどころとして思索を重ねる/重ねた作家たちの複数の声(ポリフォニー)を掬い出し、現代の鑑賞者とともに見直すこと」とある。

シュルレアリスト福沢一郎のもとで学んだ早瀬龍江の作品も興味深く観たのだけれど、自分の目当てはジョナス・メカス。30年ちかく前に六本木にあったシネ・ヴィヴァンで『リトアニアへの旅の追憶』を観たとき、人生が狂うくらい驚いた。それは鈍痛にも似ていて、まだ続いている。

今回の展示(16ミリからのブローアップした版画と写真)でも知識として驚くことはないけれど、感覚としては驚く。16ミリの濁りと滲み、それが彼岸と此岸との境界にある。2005年にメカスが来日したとき絵を描いてくれた。しまい込んでいないで飾ろうかな。

●参照
ジョナス・メカス(1) 『歩みつつ垣間見た美しい時の数々』
ジョナス・メカス(2) 『ウォールデン』と『サーカス・ノート』、書肆吉成の『アフンルパル通信』
ジョナス・メカス(3) 『I Had Nowhere to Go』その1
ジョナス・メカス(4) 『樹々の大砲』
ジョナス・メカス(5) 『営倉』
ジョナス・メカス(6) 『スリープレス・ナイツ・ストーリーズ 眠れぬ夜の物語』、写真展@ときの忘れもの
ジョナス・メカス(7) 『「いまだ失われざる楽園」、あるいは「ウーナ3歳の年」』
ジョナス・メカス(8) 『ファクトリーの時代』
ジョナス・メカス(9) 『富士山への道すがら、わたしが見たものは……』、小口詩子『メカス1991年夏』
ジョナス・メカス(10) 『ウォールデン』
アンディ・ウォーホルのファクトリー跡
チャールズ・ヘンリー・フォード『Johnny Minotaur』をアンソロジー・フィルム・アーカイヴズで観る
ジョルジュ・メリエスの短編集とアンソロジー・フィルム・アーカイヴズの知的スノッブ
鈴木志郎康『結局、極私的ラディカリズムなんだ』
アドルファス・メカス『ハレルヤ・ザ・ヒルズ』
JMシンガーズ『Jonas Song』


北神田@渋谷Bar Subterraneans

2024-01-18 08:08:20 | アヴァンギャルド・ジャズ

渋谷のBar Subterraneans(2024/1/13)。

Ayako Kanda 神田綾子 (voice)
Manabu "Gaku" Kitada 北田学 (bcl, cl)

北田+神田=北神田の初共演は2020年4月、同じ場所で。ちょうどコロナ禍に入り無観客での動画配信が行われた。デュオでの共演はそれ以来である(その間にコントラバスの西嶋徹さんが入ったトリオがあった)。初回の演奏については、雑誌『Voyage』第7号に次のように書いた。「自由即興の実験的なギグの醍醐味は、いかに各々の持つ音世界をその場に展開し、いかに間合いをはかりながら相手との関係を短時間で構築していくかにある。北田はしなやかで粘るバスクラの音をエフェクターによって散布し、神田は広い音領域の中で跳躍する粒子のような自由運動をみせ、さらにお互いに音に呼応しあった。」

今回はちょっと違う印象を持った。

「跳躍する粒子」はクラリネットとヴォイスとが音を重ねる際のふたりの様子。どちらからの先行する発信もあったけれど、放たれるフラグメンツの強度が高いクラの軌道にヴォイスが呼応する場面のほうが多いように思えた。バスクラの場合には音価が長く音色が奇妙なこともあり、ふたりともその場の重力を共犯関係とした。ヴォイスも流れを作り、かつ乗った。時間単位が長めで場を味方につけるということは、「運動」よりも「物語」にするということである。ただ、クラにせよバスクラにせよ、北田さんは自己作業に戻るようなところがあっておもしろい。コミュニケーションのありようもずいぶん違う。

2020年の『Voyage』に書いた記事

Fuji X-E2, 7Artisans 12mmF2.8, Leica Elmarit 90mmF2.8 (M)

●北田学
北田学+外山明+阿部真武@渋谷Bar Subterraneans(2023年)
北田学+外山明+阿部真武@渋谷Bar Subterraneans(2022年)
藤山裕子+北田学+藤井信雄@なってるハウス(2022年)
北田学+西嶋徹+神田綾子@渋谷Bar subterraneans(2021年)
神田綾子+北田学@渋谷Bar Subterraneans(動画配信)(2020年)
鈴木ちほ+北田学@バーバー富士(2019年)
宅Shoomy朱美+北田学+鈴木ちほ+喜多直毅+西嶋徹@なってるハウス(2019年)
audace@渋谷Bar Subterraneans(2019年)
宅Shoomy朱美+北田学+鈴木ちほ@なってるハウス(JazzTokyo)(2019年)
ヨアヒム・バーデンホルスト+シセル・ヴェラ・ペテルセン+北田学@渋谷Bar subterraneans(2019年)
晩夏のマタンゴクインテット@渋谷公園通りクラシックス(2017年)
北田学+鈴木ちほ@なってるハウス(2017年)

●神田綾子
イェーナ・チャング+神田綾子@千駄木Bar Isshee(2024年)
神田綾子+田村夏樹+藤井郷子+アンドリュー・ドルーリー@公園通りクラシックス(2023年)
神田綾子+楠直孝@池袋Flat Five(2023年)
吉田達也+神田綾子+伊藤志宏@東中野セロニアス(2023年)
神田綾子+楠直孝@池袋Flat Five(2023年)
林栄一+吉田達也+神田綾子@公園通りクラシックス(2023年)
山本達久+神田綾子@代々木上原Hako Gallery(2023年)
神田綾子+土屋秀樹@池袋Flat Five(2023年)
林栄一+山本達久+神田綾子+ルイス稲毛@下北沢No Room for Squares(JazzTokyo)(2023年)
神田綾子+柳川芳命+内田静男@渋谷Bar subterraneans(JazzTokyo)(2023年)
おーたかずお+神田綾子@大阪堺筋本町ミュージックスポット satone(聰音)(2022年)
吉田達也+神田綾子+加藤一平@中野坂上Aja(2022年)
MMBトリオ with 神田綾子・ルイス稲毛/林栄一@なってるハウス、cooljojo(JazzTokyo)(2022年)
神田綾子+大澤香織+西嶋徹@大泉学園インエフ(2022年)
カール・ストーン+吉田達也+神田綾子 with 小林径@落合Soup(JazzTokyo)(2022年)
米澤一平+神田綾子@日本橋Double Tall Art & Espresso Bar(2022年)
吉田達也+加藤崇之+神田綾子@公園通りクラシックス(2022年)
神田綾子+ルイス稲毛@東北沢OTOOTO(2022年)
日本天狗党と時岡秀雄そして神田綾子@阿佐ヶ谷Yellow Vision(2022年)
吉田達也+神田綾子+纐纈雅代@公園通りクラシックス(2022年)
シェーン・ボーデン+神田綾子+Rohco@東北沢OTOOTO(2022年)
神田綾子+大澤香織+西嶋徹@大泉学園インエフ(2022年)
神田綾子+三上寛@なってるハウス(JazzTokyo)(2021年)
吉田達也+神田綾子+細井徳太郎@公園通りクラシックス(2021年)
神田綾子+矢部優子+遠藤ふみ@大泉学園インエフ(2021年)
神田綾子+細井徳太郎+岡川怜央@水道橋Ftarri(JazzTokyo)(2021年)
神田綾子+加藤崇之@下北沢No Room for Squares(2021年)
柳川芳命+照内央晴+神田綾子@なってるハウス(2021年)
細田茂美+神田綾子@高円寺グッドマン(2021年)
神田綾子+真木大彰@Permian(2021年)
纐纈雅代+神田綾子@六本木Electrik神社(JazzTokyo)(2021年)
神田綾子+加藤崇之@下北沢No Room for Squares(2021年)
神田綾子+纐纈雅代@下北沢No Room for Squares(2021年)
新年邪気祓いセッション@山猫軒(2021年)
マクイーン時田深山+神田綾子@下北沢No Room for Squares(JazzTokyo)(2020年)
岡田ヨシヒロ@池袋Flat Five(2020年)
神田綾子+森順治@横濱エアジン(JazzTokyo)(2020年)
神田綾子+北田学@渋谷Bar Subterraneans(動画配信)(2020年)


シヴァン・ペルウェル@埼玉会館

2024-01-14 23:05:49 | 中東・アフリカ

埼玉会館(2024/1/4)。

Şivan Perwer (vo, saz)
Hakan Akay (saz)
Renas Yunus (saz)
Abdurrahman Gülbeyaz (perc)
Jun Kawasaki 河崎純 (b)
Fuji (saz)
Ken Matsuo 松尾賢 (oud)
Mizuho 瑞穂 (vln)
Junzo Tateiwa 立岩潤三 (perc)
Yumi Ito 伊藤結美 (perc)
Erika Ueda 上田恵利加 (cho)

クルド人歌手シヴァン・ペルウェルの活動50周年記念コンサート。川口や蕨に多くのクルド人が住んでいるからこそ、この場所で開かれたのだろう。みたところホールの客席数千数百の6、7割が埋まっていた。日本人はせいぜい3パーセントくらいではなかったか。たぶん日本でペルウェルの紹介はほとんどなされてこなかった(ドキュメンタリー映画『バックドロップ・クルディスタン』に使われていた記憶がある)。

僕が前にペルウェルのステージを観たのは20年前、2004年のことだった。仕事で訪れていたブリュッセルに、たまたまサックスの松風鉱一さんが旅で来ていて、一緒にコンサートに出かけた。しばらくすると会場が盛り上がり、手をつないで横にずらりと並び、踊りが始まって、隣に座っていた老婦人もそわそわして立ち上がり、踊りに加わった。そのときかなり驚いたのだけれど、あとでペルウェルの映像作品を入手して調べてみると、クルド人の独特の踊りなのだった。

親しみやすく耳に残る雰囲気はちょっと変わってもいる。ペルウェルのアルバム『Min beriya te kiriye』によれば、たとえば「maqams」というコード・スケールは、上がるときに例えば 3/4 - 3/4 - 1 - 1 - 1/2 - 1 - 1 という並び。つまり半音の半分の1/4音階を使っている。歌詞はもちろんクルド語ゆえ解らないが、覚えている旋律の曲もあった。(たぶん)<Helebce>という歌では、1988年に化学爆弾の使用により5千人以上が亡くなったことを取り上げ、歌詞の中に「ヒロシマ、ナガサキ」が引用されている。(たぶん)<Cane, cane>は老いも若きも一緒に村の広場で踊ろうよ、という歌詞で、ジャネ、ジャネと発音している。

今回は座席が決まっているホールだから踊りはないだろうと思っていたら、読みが甘かった。演奏中盤から女性たちが最前列に並んで踊り、舌を震わせる高音の叫び声を発し、子どもたちが走り回り、多くの人たちがステージを背景に自撮り、興奮と歓喜の渦。そしてペルウェルの声はまったく衰えておらず、朗々とした歌と情感とこぶしにほれぼれとしてしまった。

Fuji X-E2, 7Artisans 12mmF2.8, Leica Elmarit 90mmF2.8 (M)

●シヴァン・ペルウェル
シヴァン・ペルウェルの映像とクルディッシュ・ダンス
クルドの歌手シヴァン・ペルウェル、ブリュッセル


そらの下、わらの家@公園通りクラシックス

2024-01-13 10:08:03 | アヴァンギャルド・ジャズ

渋谷の公園通りクラシックス(2024/1/12)。

Yoshihiko Hogyoku 寳玉義彦 (詩)
Miya (Mod fl)
Akira Sakata 坂田明 (as)
Akio Jeimus アキオ・ジェイムス (ds)

穴、ハナクソ、彼岸、此岸、アストンマーチン、・・・。寳玉義彦さんの朗読することばが浮かび上がってはどこかに去ってゆく。おそらく声という音が音楽となっているというよりも、ことばをそこに抑えて置こうとする力、その響きに内在する思索の過程、場に表出させることへのためらい、そうしたものが独特な磁場を創出していた。

音楽家のありようは三者三様。Miyaさんは時間のコントロールによりことばの記憶領域への遡行にも立ち入った(寳玉さんの声さえも拾い上げてみせた)。アキオさんは時間を動かすとともに響きの共犯者にもなった。坂田さんは場を遊泳することにより、もうひとりの語り手になっていたように思えた。

Fuji X-E2, 7Artisans 12mmF2.8, Leica Elmarit 90mmF2.8 (M)

●寳玉義彦
松本泰子+庄﨑隆志+齋藤徹@横濱エアジン(『Sluggish Waltz - スロッギーのワルツ』DVD発売記念ライヴ)(2019年)

●Miya
MIYA+田中悠美子@千駄木Bar Isshee(2024年)
松本泰子+庄﨑隆志+齋藤徹@横濱エアジン(『Sluggish Waltz - スロッギーのワルツ』DVD発売記念ライヴ)(2019年)

●坂田明
ポール・ニルセン・ラヴ+ケン・ヴァンダーマーク+坂田明@渋谷Super Dommune(2024年)
坂田明+香村かをり@千駄木Bar Isshee(2023年)
フィールド – ダイクマン – フローリン / Drag it to the bottom w/坂田明@横濱エアジン(2023年)
MMBトリオ+坂田明@下北沢No Room for Squares(2022年)
特殊音樂祭@和光大学(JazzTokyo)(2019年)
Arashi@稲毛Candy(2019年)
リューダス・モツクーナス『In Residency at Bitches Brew』(JazzTokyo)(2018年)
ピーター・エヴァンス@Jazz Art せんがわ2018(JazzTokyo)
JAZZ ARTせんがわ2018
サイモン・ナバトフ@新宿ピットイン(2017年)
『浅川マキを観る vol.3』@国分寺giee(2017年)
坂田明+今井和雄+瀬尾高志@Bar Isshee(2016年)
ジョー・モリス@スーパーデラックス(2015年)
ペーター・ブロッツマンの映像『Concert for Fukushima / Wels 2011』(2011年)
見上げてごらん夜の星を(坂田明『ひまわり』、2006年)
浅川マキ『ふと、或る夜、生き物みたいに歩いているので、演奏家たちのOKをもらった』(1980年)
浅川マキ『Maki Asakawa』(主に1970年代)

●アキオ・ジェイムス
永井晶子+神田綾子+アキオ・ジェイムス@神保町試聴室(2023年)
武田理沙+アキオ・ジェイムス@公園通りクラシックス(2023年)
あきおジェイムス+増渕顕史@不動前Permian(2023年)
広瀬淳二+あきおジェイムス+増渕顕史@不動前Permian(2022年)
照内央晴+柳沢耕吉+あきおジェイムス+本藤美咲@なってるハウス(2021年)


BORDERS vol.1@神保町試聴室

2024-01-13 09:30:49 | アヴァンギャルド・ジャズ

神保町試聴室(2024/1/11)。

Takashi Seo 瀬尾高志 (b)
Naoji Kondo 近藤直司 (bs, ts)
Keisuke Saito 斉藤圭祐 (as)
Takuto Sakaibara 堺原拓人 (as, bs)

最初に斉藤・堺原デュオ。運動の斉藤に構造の堺原というべきか、まったく指向性の異なるふたりが共存する音世界は奇妙でおもしろい。とはいえそのコントラストは固定されていない。堺原さんはなにかを組み上げながら表出のしかたを次第に変えてゆき、また、繰り返すこと自体とその蓄積がリアルタイムの音にも影響しているように思えた。斉藤さんは激しい飛翔でありながら、ギアチェンジを次々に行い、落ちるのではないかと冷や冷やさせられる。

つぎに近藤・瀬尾デュオ。シベリウスとカザルスの曲を核にしつつジャズのアドリブにとどまらない即興。インプロとはいえ、抑制されたトーンで上から下まで運動する近藤さんは、やはり巧みな曲の奏者だった。瀬尾さんのプレイのありようはサウンド全体の駆動であり、その熱量も色彩もみごと。アンコールで全員が演奏したときも瀬尾さんの音は浮き上がって聴こえた。

Fuji X-E2, 7Artisans 12mmF2.8, Leica Elmarit 90mmF2.8 (M)

瀬尾高志
The Bass Collective@神保町試聴室(2023年)
徹の部屋ふたたび 不在の在 ~『齋藤徹の芸術 コントラバスが描く運動体』出版記念@いずるば(JazzTokyo)
The Bass Collective@渋谷公園通りクラシックス(2023年)
瀬尾高志+広瀬淳二+高橋佑成+秋元修@神保町試聴室(2022年)
The Bass Collective meets Jean & Bénédicte@山猫軒(2022年)
酒井俊+瀬尾高志+須川崇志+市野元彦@稲毛Candy(JazzTokyo)(2022年)
石田幹雄トリオ@稲毛Candy(2020年)
瀬尾高志+松丸契+竹村一哲+高橋佑成@公園通りクラシックス(2020年)
ベースアンサンブル ~ Travessia de Tetsu ~@横濱エアジン(2019年)
李世揚+瀬尾高志+かみむら泰一+田嶋真佐雄@下北沢Apollo(2019年)
李世揚+瀬尾高志+細井徳太郎+レオナ@神保町試聴室(2019年)
謝明諺+高橋佑成+細井徳太郎+瀬尾高志@下北沢Apollo(2019年)
伊藤志宏+瀬尾高志@稲毛Candy(2018年)
永武幹子+加藤一平+瀬尾高志+林ライガ@セロニアス(2018年)
永武幹子+瀬尾高志+竹村一哲@高田馬場Gate One(2017年)
永武幹子+瀬尾高志+柵木雄斗@高田馬場Gate One(2017年)

●近藤直司
近藤直司+栗田妙子@なってるハウス(2023年)
近藤直司+永田利樹+武田理沙@喫茶茶会記(2020年)
長沢哲+近藤直司+池上秀夫@OTOOTO(2018年)
のなか悟空&人間国宝『@井川てしゃまんく音楽祭』(2016年)
のなか悟空&元祖・人間国宝オールスターズ『伝説の「アフリカ探検前夜」/ピットインライブ生録画』(1988年)

●斉藤圭祐
渋さ知らズ@なってるハウス(2023年)
渋さチビズ@なってるハウス(2023年)


イェーナ・チャング+神田綾子@千駄木Bar Isshee

2024-01-12 00:18:33 | アヴァンギャルド・ジャズ

千駄木のBar Isshee(2024/1/7)。

Jena Jang (voice)
Ayako Kanda 神田綾子 (voice)

イェーナ・チャングはソウル出身、プラハ在住。最初のソロでは、ヴォイスを素材のひとつとして使い、エフェクター、ハウリング、さらにはマイクを床に接触させることによる衝撃音と歪みを使った。イェーナがヴォイス・パフォーマンスを始めたのはわずか3年前(手の動きが不調となり、アニメーションの表現活動を断念せざるを得なかったという)。マイクに関しては、昨年不意に落としたところサウンドが歪み、それを奇貨として表現の一手段とした。そのような背景ゆえか、鮮烈さが際立っている。

セカンドセットは神田綾子さん。完全ソロは珍しい。ここでは対照的にヴォイスのみによるひとつながりの物語を描き出してみせた。そしてデュオではふたりともヴォイスに絞り、それゆえ互いの音に耳をそばだてつつ即座に次の展開を企図するさま自体が表現となっていた。

Fuji X-E2, 7Artisans 12mmF2.8, Carl Zeiss Biogon 35mmF2.0 (M)

●神田綾子
神田綾子+田村夏樹+藤井郷子+アンドリュー・ドルーリー@公園通りクラシックス(2023年)
神田綾子+楠直孝@池袋Flat Five(2023年)
吉田達也+神田綾子+伊藤志宏@東中野セロニアス(2023年)
神田綾子+楠直孝@池袋Flat Five(2023年)
林栄一+吉田達也+神田綾子@公園通りクラシックス(2023年)
山本達久+神田綾子@代々木上原Hako Gallery(2023年)
神田綾子+土屋秀樹@池袋Flat Five(2023年)
林栄一+山本達久+神田綾子+ルイス稲毛@下北沢No Room for Squares(JazzTokyo)(2023年)
神田綾子+柳川芳命+内田静男@渋谷Bar subterraneans(JazzTokyo)(2023年)
おーたかずお+神田綾子@大阪堺筋本町ミュージックスポット satone(聰音)(2022年)
吉田達也+神田綾子+加藤一平@中野坂上Aja(2022年)
MMBトリオ with 神田綾子・ルイス稲毛/林栄一@なってるハウス、cooljojo(JazzTokyo)(2022年)
神田綾子+大澤香織+西嶋徹@大泉学園インエフ(2022年)
カール・ストーン+吉田達也+神田綾子 with 小林径@落合Soup(JazzTokyo)(2022年)
米澤一平+神田綾子@日本橋Double Tall Art & Espresso Bar(2022年)
吉田達也+加藤崇之+神田綾子@公園通りクラシックス(2022年)
神田綾子+ルイス稲毛@東北沢OTOOTO(2022年)
日本天狗党と時岡秀雄そして神田綾子@阿佐ヶ谷Yellow Vision(2022年)
吉田達也+神田綾子+纐纈雅代@公園通りクラシックス(2022年)
シェーン・ボーデン+神田綾子+Rohco@東北沢OTOOTO(2022年)
神田綾子+大澤香織+西嶋徹@大泉学園インエフ(2022年)
神田綾子+三上寛@なってるハウス(JazzTokyo)(2021年)
吉田達也+神田綾子+細井徳太郎@公園通りクラシックス(2021年)
神田綾子+矢部優子+遠藤ふみ@大泉学園インエフ(2021年)
神田綾子+細井徳太郎+岡川怜央@水道橋Ftarri(JazzTokyo)(2021年)
神田綾子+加藤崇之@下北沢No Room for Squares(2021年)
柳川芳命+照内央晴+神田綾子@なってるハウス(2021年)
細田茂美+神田綾子@高円寺グッドマン(2021年)
神田綾子+真木大彰@Permian(2021年)
纐纈雅代+神田綾子@六本木Electrik神社(JazzTokyo)(2021年)
神田綾子+加藤崇之@下北沢No Room for Squares(2021年)
神田綾子+纐纈雅代@下北沢No Room for Squares(2021年)
新年邪気祓いセッション@山猫軒(2021年)
マクイーン時田深山+神田綾子@下北沢No Room for Squares(JazzTokyo)(2020年)
岡田ヨシヒロ@池袋Flat Five(2020年)
神田綾子+森順治@横濱エアジン(JazzTokyo)(2020年)
神田綾子+北田学@渋谷Bar Subterraneans(動画配信)(2020年)


ポール・ニルセン・ラヴ+ケン・ヴァンダーマーク+坂田明@渋谷Super Dommune

2024-01-10 22:12:27 | アヴァンギャルド・ジャズ

渋谷のSuper Dommune(2024/1/9)。

Ken Vandermark (ts, cl)
Paal Nilssen-Love (ds)
Akira Sakata 坂田明 (as, cl)

ポール・ニルセン・ラヴとケン・ヴァンダーマークの日本ツアー、4年ぶり。初日のゲストは坂田明さん。渋谷のスーパードミューンでインタビューをしてきました。もの凄い演奏の後に流したアルバムは以下の通りです(お三方になにか関係があるもの。ただしオーネット・コールマンはこの日ケンさんが夢を見たと聞いて持っていきました)。それにしてもドミューンの音は素晴らしかった。

Kaoru Abe / 彗星Partitas
Fred Anderson + DKV Trio
Paal Nilssen-Love / New Japanese Noise
Jazz非常階段 / Made in Japan
Akira Sakata + Toshimaru Nakamura + Raiga Hayashi / 近所の旅人
Peter Brötzmann + Masahiko Satoh + Takeo Moriyama / YATAGARASU
Ornette Coleman / Ornette at 12
Yamashita Trio / Clay
Sun Ra + Merzbow / Strange City
Yong Yandsen + Christian Meaas Svendsen + Paal Nilssen-Love / Hungry Ghosts
Akira Sakata / HIMAWARI
Albert Ayler / Spiritual Unity

Photos by Gan極楽商会

https://www.dommune.com/streamings/2024/010901/

●ケン・ヴァンダーマーク
ケン・ヴァンダーマーク+ポール・ニルセン・ラヴ@稲毛Candy(2日目)(2019年)
ケン・ヴァンダーマーク+ポール・ニルセン・ラヴ@稲毛Candy(2019年)
ネイト・ウーリー+ケン・ヴァンダーマーク『East by Northwest』、『All Directions Home』(2015年)
ポール・ニルセン・ラヴ+ケン・ヴァンダーマーク@新宿ピットイン(2011年)
ペーター・ブロッツマンの映像『Concert for Fukushima / Wels 2011』(2011年)
ペーター・ブロッツマンの映像『Soldier of the Road』(2011年)
4 Corners『Alive in Lisbon』(2007年)
スクール・デイズ『In Our Times』(2001年)
ポール・リットン+ケン・ヴァンダーマーク『English Suites』(1999年)
ジョー・モリス w/ DKVトリオ『deep telling』(1998年)

●ポール・ニルセン・ラヴ
ケン・ヴァンダーマーク+ポール・ニルセン・ラヴ@稲毛Candy(2日目)(2019年)
ケン・ヴァンダーマーク+ポール・ニルセン・ラヴ@稲毛Candy(2019年)
フローデ・イェシュタ@渋谷公園通りクラシックス(2019年)
デイヴィッド・マレイ+ポール・ニルセン・ラヴ+インゲブリグト・ホーケル・フラーテン@オーステンデKAAP(2019年)
Arashi@稲毛Candy(2019年)
ボーンシェイカー『Fake Music』(2017年)
ペーター・ブロッツマン+スティーヴ・スウェル+ポール・ニルセン・ラヴ『Live in Copenhagen』(2016年)
ザ・シング@稲毛Candy(2013年)
ジョー・マクフィー+ポール・ニルセン・ラヴ@稲毛Candy(2013年)
ネナ・チェリー+ザ・シング『The Cherry Thing』とリミックス盤(2012年)
ポール・ニルセン・ラヴ+ケン・ヴァンダーマーク@新宿ピットイン(2011年)
ペーター・ブロッツマン@新宿ピットイン(2011年)
ペーター・ブロッツマンの映像『Concert for Fukushima / Wels 2011』
(2011年)
ジョー・マクフィーとポール・ニルセン-ラヴとのデュオ、『明日が今日来た』(2008年)
4 Corners『Alive in Lisbon』(2007年)
ピーター・ヤンソン+ヨナス・カルハマー+ポール・ニルセン・ラヴ『Live at Glenn Miller Cafe vol.1』(2001年)
スクール・デイズ『In Our Times』(2001年)

●坂田明
坂田明+香村かをり@千駄木Bar Isshee(2023年)
フィールド – ダイクマン – フローリン / Drag it to the bottom w/坂田明@横濱エアジン(2023年)
MMBトリオ+坂田明@下北沢No Room for Squares(2022年)
特殊音樂祭@和光大学(JazzTokyo)(2019年)
Arashi@稲毛Candy(2019年)
リューダス・モツクーナス『In Residency at Bitches Brew』(JazzTokyo)(2018年)
ピーター・エヴァンス@Jazz Art せんがわ2018(JazzTokyo)
JAZZ ARTせんがわ2018
サイモン・ナバトフ@新宿ピットイン(2017年)
『浅川マキを観る vol.3』@国分寺giee(2017年)
坂田明+今井和雄+瀬尾高志@Bar Isshee(2016年)
ジョー・モリス@スーパーデラックス(2015年)
ペーター・ブロッツマンの映像『Concert for Fukushima / Wels 2011』(2011年)
見上げてごらん夜の星を(坂田明『ひまわり』、2006年)
浅川マキ『ふと、或る夜、生き物みたいに歩いているので、演奏家たちのOKをもらった』(1980年)
浅川マキ『Maki Asakawa』(主に1970年代)


森山威男『ライヴ・アット・ラブリー』(JazzTokyo)

2024-01-10 22:05:15 | アヴァンギャルド・ジャズ

#06 『森山威男 / ライヴ・アット・ラブリー』 – JazzTokyo

Takeo Moriyama 森山威男 (drums)
Fumio Itabashi 板橋文夫 (piano)
Toshihiko Inoue 井上淑彦 (tenor sax)
Hideaki Mochizuki 望月英明 (bass)

●森山威男
森山威男 NEW YEAR SPECIAL 2019 その2@新宿ピットイン(2019年)
森山威男 NEW YEAR SPECIAL 2019 その1@新宿ピットイン(2019年)
森山威男3Days@新宿ピットイン(2017年)
森山威男@新宿ピットイン(2016年)
ペーター・ブロッツマン+佐藤允彦+森山威男@新宿ピットイン(2014年)
森山・板橋クインテット『STRAIGHTEDGE』(2014年)
ペーター・ブロッツマン+佐藤允彦+森山威男『YATAGARASU』(2011年)
『森山威男ミーツ市川修』(2000年)
森山威男『SMILE』、『Live at LOVELY』(1980、90年)
森山威男『East Plants』(1983年)
松風鉱一『Good Nature』(1981年)
内田修ジャズコレクション『宮沢昭』(1976-87年)
宮沢昭『木曽』(1970年)
見上げてごらん夜の星を
渚ようこ『あなたにあげる歌謡曲』、若松孝二『天使の恍惚』


カール・ストーン+池田謙『DAM』(JazzTokyo)

2024-01-10 21:55:18 | アヴァンギャルド・ジャズ

#05 『カール・ストーン+池田謙 / DAM』 – JazzTokyo

Carl Stone (electronics)
Ken Ikeda 池田謙 (electronics)

●カール・ストーン
東京現音計画 #19@杉並公会堂(2023年)
内橋和久+カール・ストーン@千駄木Bar Isshee(2023年)
カール・ストーン『We Jazz Reworks Vol. 2』(JazzTokyo)(2022年)
カール・ストーン+吉田達也+神田綾子 with 小林径@落合Soup(JazzTokyo)(2022年)
Signals Down@落合soup(2019年)

●池田謙
ロジャー・ターナー+池田謙@Ftarri(2023年)
阿部真武+池田謙+遠藤ふみ@公園通りクラシックス(2023年)
「ジョン・ラッセルを追悼する」@下北沢アレイホール(2022年)
池田謙+マッシモ・マギー+エディ・プレヴォ+ヨシュア・ヴァイツェル『Easter Monday Music』(JazzTokyo)(2019年)
キム・ミール+クリスチャン・ヴァルムルー+池田謙@東北沢OTOOTO(2019年)
フタリのさとがえり@Ftarri(2018年)
池田謙+秋山徹次@東北沢OTOOTO
(2017年)


謝明諺+武田理沙+T. 美川@渋谷Bar Subterraneans(JazzTokyo)

2024-01-10 21:51:28 | アヴァンギャルド・ジャズ

#04 謝明諺+武田理沙+T. 美川 – JazzTokyo

MinYen “Terry” Hsieh 謝明諺 (ts, ss)
Risa Takeda 武田理沙 (synthesizer, drums)
T. Mikawa T. 美川 (electronics)

●謝明諺
謝明諺+熊坂路得子@上尾Barber Fuji(2023年)
内橋和久+謝明諺@千駄木Bar Isshee(2023年)
謝明諺&スガダイロー a new little one『Our Waning Love』(JazzTokyo)(2023年)
詩與歌的靈魂夜 A Soulful Night of Poetry and Songs(JazzTokyo)(2023年)
melodies@新宿ピットイン(2023年)
謝明諺+永武幹子+高橋陸+大村亘@壱岐坂ボンクラージュ(2023年)
高橋佑成+謝明諺+荒悠平@荻窪ベルベットサン(2023年)
謝明諺へのインタビュー(Taiwan Beats)(2022年)
『爵士詩靈魂夜 A Soulful Night of Jazz Poetry』(JazzTokyo)(2021年)
陳穎達『離峰時刻 Off Peak Hours』(JazzTokyo)(2019年)
謝明諺+レオナ+松本ちはや@Bar subterraneans(JazzTokyo)(2019年)
豊住芳三郎+謝明諺@Candy(2019年)
謝明諺+秋山徹次+池田陽子+矢部優子@Ftarri(2019年)
謝明諺+高橋佑成+細井徳太郎+瀬尾高志@下北沢Apollo(2019年)
陳穎達カルテットの録音@台北(2019年)
東京中央線 feat. 謝明諺@新宿ピットイン(2018年)
謝明諺+大上流一+岡川怜央@Ftarri
(2018年)
謝明諺『上善若水 As Good As Water』(JazzTokyo)(2017年)
マイケル・サイモン『Asian Connection』(2017年)

●武田理沙
高橋保行+潮田雄一+武田理沙@四谷三丁目CON TON TON VIVO(2023年)
武田理沙+アキオ・ジェイムス@公園通りクラシックス(2023年)
天鼓+内橋和久「天ノ橋 地獄巡」@秋葉原Club Goodman(2023年)
武田理沙+渡邉茜@本八幡cooljojo(2023年)
林栄一+武田理沙@公園通りクラシックス(2021年)
近藤直司+永田利樹+武田理沙@喫茶茶会記(2020年)
松本ちはや+武田理沙@なってるハウス(2020年)
mn+武田理沙@七針(2019年)
武田理沙『Pandora』
(2018年)

●T. 美川
mn+マーティン・エスカランテ@高円寺Oriental Force(2023年)
沖縄電子少女彩+非常階段+纐纈雅代@小岩オルフェウス(2020年)
mn+小埜涼子@七針(2019年)
mn+武田理沙@七針(2019年)
#167 【日米先鋭音楽家対談】クリス・ピッツィオコス×美川俊治×橋本孝之×川島誠(2017年)
RUINS、MELT-BANANA、MN @小岩bushbash(2017年)
T. 美川&.es『September 2012』(2012年)


Trio San『Hibiki』(JazzTokyo)

2024-01-10 21:45:01 | アヴァンギャルド・ジャズ

#2295 『Trio San / Hibiki』 – JazzTokyo

Satoko Fujii 藤井郷子 (piano)
Taiko Saito 齊藤易子 (vibraphone)
Yuko Oshima 大島祐子 (drums)

●藤井郷子
神田綾子+田村夏樹+藤井郷子+アンドリュー・ドルーリー@公園通りクラシックス(2023年)
藤井郷子ストリングスプロジェクト - GEN2023@公園通りクラシックス(2023年)
まだまだまだまだ@新宿ピットイン(2023年)
まだまだまだまだ@公園通りクラシックス(2023年)
藤井郷子オーケストラ東京@公園通りクラシックス(2023年)
Junk Box@荻窪velvetsun(2023年)
藤井郷子+田村夏樹@山猫軒(2022年)
This is It!『MOSAIC』(JazzTokyo)(2021年)
Futari『Beyond』(JazzTokyo)(-2020年)
ガトー・リブレ『Koneko』(JazzTokyo)(2019年)
ガトー・リブレ、asinus auris@Ftarri(2019年)
邂逅、AMU、藤吉@吉祥寺MANDA-LA2(2019年)
藤井郷子+ジョー・フォンダ『Four』(2018年)
藤井郷子+ラモン・ロペス『Confluence』(2018年)
藤井郷子『Stone』(JazzTokyo)(2018年)
This is It! 『1538』(2018年)
魔法瓶@渋谷公園通りクラシックス(2018年)
MMM@稲毛Candy(2018年)
藤井郷子オーケストラ東京@新宿ピットイン(2018年)
藤井郷子オーケストラベルリン『Ninety-Nine Years』(JazzTokyo)(2017年)
晩夏のマタンゴクインテット@渋谷公園通りクラシックス(2017年)
This Is It! @なってるハウス(2017年)
田村夏樹+3人のピアニスト@なってるハウス(2016年)
藤井郷子『Kitsune-Bi』、『Bell The Cat!』(1998、2001年)


#1281 「悠々自適」悠雅彦さん追悼コンサート(JazzTokyo)

2024-01-10 21:43:28 | アヴァンギャルド・ジャズ

#1281 「悠々自適」悠雅彦さん追悼コンサート – JazzTokyo

出演者:CANNONBALL EXPLOSION ENSEMBLE (砲弾爆発合奏団)
[Teruhito Yamazawa 山澤輝人 (ts, fl) 
Takeshi Goda 剛田武 (vln, fl) 
Louis Inage ルイス稲毛 (b)]
Geila Zilkha ギラ・ジルカ (vo)
Katsunori Fukai 深井克則 (p)
Natsuki Tamura 田村夏樹 (tp)
Satoko Fujii 藤井郷子 (p)
Yoshihito Fukumoto 福本佳仁 (tp)
Maki Nakano 仲野麻紀 (sax)
Akiko Fujimoto 藤本昭子 (地歌)
Tomoko Yazawa 矢沢朋子 (p)
Michiyo Yagi 八木美知依 (エレクトリック21絃箏)
Aoi Kato 加藤葵 (vo, p)


インプロヴァイザーの立脚地 vol.15 池田陽子(JazzTokyo)

2024-01-10 21:41:26 | アヴァンギャルド・ジャズ

インプロヴァイザーの立脚地 vol.15 池田陽子 – JazzTokyo

●池田陽子
池田陽子、大蔵雅彦@Ftarri(2023年)
Ensemble 響む@入間市文化創造アトリエ・アミーゴ ホール(2023年)
りら~雲を吐き、星を喰う homages to Tetsu~@山猫軒(JazzTokyo)(2022年)
池田陽子+阿部真武+岡川怜央@Ftarri(2021年)
池田陽子+遠藤ふみ@Ftarri(2021年)
asinus auris@Ftarri(2020年)
秋分の午後@喫茶茶会記(2020年)
マクイーン時田深山+池田陽子+池上秀夫 ― 弦弦弦@喫茶茶会記(JazzTokyo)(2020年)
815展でのパフォーマンス(広瀬淳二、池田陽子、渡辺隆雄、遠藤昭)@好文画廊(2020年)
ヨアヒム・バーデンホルスト+大上流一+南ちほ+池田陽子@不動前Permian(2020年)
池田陽子、増渕顕史、野川菜つみ、田上碧、メーガン・アリス・クルーン@Ftarri(2019年)
ヒゴヒロシ+矢部優子、プチマノカリス/山我静+鈴木ちほ+池田陽子@なってるハウス(2019年)
ガトー・リブレ、asinus auris@Ftarri(2019年)
Signals Down@落合soup(2019年)
815展でのパフォーマンス(矢部優子、広瀬淳二、池田陽子、渡辺隆雄、遠藤昭)@好文画廊(2019年)
Hubble Deep Fields@Ftarri(2019年)
謝明諺+秋山徹次+池田陽子+矢部優子@Ftarri(2019年)
アレクサンダー・ホルム、クリス・シールズ、クラウス・ハクスホルムとのセッション@Permian(2019年)
エレクトロニクスとヴィオラ、ピアノの夕べ@Ftarri(2019年)
鈴木ちほ+池田陽子(solo solo duo)@高円寺グッドマン(2019年)
大墻敦『春画と日本人』(2018年)
池田陽子+山㟁直人+ダレン・ムーア、安藤暁彦@Ftarri(2018年)
森重靖宗+池田陽子+増渕顕史『shade』(2018年)
佐伯美波+池田若菜+池田陽子+杉本拓+ステファン・テュット+マンフレッド・ヴェルダー『Sextet』(2017年)
クリスチャン・コビ+池田若菜+杉本拓+池田陽子『ATTA!』(2017年)


岡真理『ガザとは何か』、臼杵陽『世界史の中のパレスチナ問題』

2024-01-08 10:59:24 | 中東・アフリカ
岡真理『ガザとは何か』(大和書房、2023年)。ここまで簡潔にまとめてわかりやすいメッセージとして出すのは緊急性のゆえだけれど、複雑な問題を考える際には基本書に戻るべきということもまた真実で、臼杵陽『世界史の中のパレスチナ問題』(講談社現代新書、2013年)を引っ張り出してきた。
臼杵さんの本からは、1993年のオスロ合意がその後なぜいい形に進まなかったのかを把握することができる。なによりアメリカが交渉の埒外に置かれていたことは重要で(ラビンとアラファトの間にクリントンが立って「大きなアメリカ」を演出していたけれど)、すでにその段階で力を失いつつあったアメリカが「9・11」を経てまた奇怪な姿になってきたことの捉え方も変わろうというものだ。
岡さんの本では、去年10月のハマースによるイスラエル攻撃について、ハマースを一方的に悪とする偏った報道がなされており、もとより抵抗権の行使なのだとしている。後者はともかく、前者についてはよくわからない。