3回目のウランバートル。何となく慣れてきて、旨い店にもいくつか。
■ Modern Nomads (モンゴル料理)
割と最近、何店舗も展開しているようで、評判が良い。とりあえず、「ステップの白さ」なる羊肉メニューを注文してみたところ、どどんと大きな肉が出てきた。ビールと一緒に夢中になって食う。ところで、店内のモニターでは『ひつじのショーン』を流している。羊を食べているのに、何の冗談か。
ステップの白さ
■ The Square Grill Pub (モンゴル料理)
チンギス広場横のCentral Tower内にある。「ビジネスランチ」の焼き肉饅頭。上にはサワークリーム。
焼き肉饅頭
■ ウクラインスカ (ウクライナ料理)
仕事仲間のモンゴル人に「旨いロシア料理がある」と聞いて、迷いながらなんとか辿り着いた。ロシア料理ではなくウクライナ料理だった。
かなり地元の人たちでにぎわっていて、家族連れも女子会も。特に「キエフのカツレツ」(チキン)が絶品で、ナイフを入れたとたんに肉汁が1メートル飛んだ。これはかなり高得点。次に行くときにも絶対に食べようと決意した。
キエフのカツレツ
ピロシキ
■ Mirrage (モンゴル料理)
少しはずれたところにあって、有名なカシミヤショップ「ゴビ」の隣。
牛レバー
羊スペアリブ
■ Asiana (アジア料理全般)
街の南側に最近出来たという、小奇麗なところ。内装が凝っていて、個室に「京都」だの「北京」だのといった名前がつけられている。ゲルまでもある。
「上海」で、主に中華料理を食べた。とても旨かったのだが、勢いにのってウォトカを痛飲し、久々に泥酔、翌朝大後悔。何でもモンゴルは標高が高いこともあって、酔いがまわりやすいのだそうだ。
上海の絵
ウォトカと中華
■ チンギス巨像のレストラン (モンゴル料理)
ウランバートルから自動車で1時間半くらい走ったところに、冗談みたいに大きなチンギス・ハーンの像がある。その下にレストランがあって、注文して待つ間にも展望台に行くことができる(チンギスの馬の上)。ウォトカのせいで午後になってもつらく、ビーフジャーキーの麺(Tsuivanという小麦粉の麺)を食べた。かなり二日酔いが治った。
ビーフジャーキーのTsuivan
■ 石庭 (日本料理)
つい興奮して、写真を撮らなかった。
入口でヘンなオヤジが「ご苦労様です」などと呟いている
■ Biwon (韓国料理)
これもCentral Tower内にあって、ランチでも結構いい値段。カルビタンで汗をかいたら、気のせいか体調が良くなった。
カルビタン
■ Pyongyang Baekhwa restaurant (北朝鮮料理)
今年の8月にモンゴルに来たときに、空港でチラシを配っていて、大事に取っておいた。もちろん国交があるから、このような店がある。
しかし、場所はわかりにくく、ホテルの人に確認してもらい、タクシーを手配してもらって行った。ビルの入口には何も示されておらず、奥の暗いエレベーターで4階に昇るときには不安が爆発する。適当にネット情報だけで辿り着くのはまず不可能である。
ただ、店の入り口から綺麗で、店員のサービスもかなり丁寧(何しろ、必ず後ろにまわって料理を出す)。山菜の炒め物、葱のチヂミ、黒い餃子(ジャガイモを凍らせてすりおろし、皮にする過程で黒くなるのだとか)、黒い冷麺など、どれもこれもお世辞抜きで本当に旨い。
8時になると、パフォーマンスがはじまった。歌って踊って、楽器演奏まで。上手いだけではなく、民族衣装を着た女性がドラムスを叩いたりと目を奪われる愉しさ。これは凄い。次にウランバートルに行くときにも必ず足をのばさなければ。
山菜
チヂミ
黒い餃子
冷麺
■ Delhi Darbar (インド料理)
ウランバートルのインド料理がハイレベルであることには定評があるようで、確かに、ナンもカレーもラッシーも旨い。
カレーいろいろ
■ さくら (日本料理)
他国の日本料理店で、この名前を付けているところは数限りないのではないか。それはともかく、わたしはすぐ日本料理が恋しくなるほうなので、結局食べてしまった。
「鮭とチーズの生春巻」という変わった料理があったが、かなりいける。カツ丼は普通の味。普通がいちばん。おコメがいまひとつかな。
日本以外でのカツ丼ランキングを付けるとすれば(3箇所でしか食べていないけど)、ミャンマー>モンゴル>>サウジアラビア。
カツ丼
鮭とチーズの生春巻