渋谷のSuper Dommune(2025/1/16)。
Fred Frith (g)
バール・フィリップスのコントラバスソロ『Unaccompanied Barre』に衝撃を受けたことや、「improviser」と呼んだときに認識がその枠に収まってしまうことのあやうさなど、前半のトークは興味深いものだった。
そしてソロ演奏はたしかに所与の計画や構想を排し自然体で臨んだのだろうと実感できるもの。「にもかかわらず」なのか、「だからこそ」なのか、おそらく両方であろうと考えるが、すべてがフレッド・フリスの「語り」となっていた。
Fuji X-E2, XF35mmF1.4, Pentax Super-Takumar 105mmF2.8 (M42)
●フレッド・フリス
フレッド・フリス+ニコラス・フンベルト+マーク・パリソット『Cut Up The Border』(2019年)
フレッド・フリス『Storytelling』(2017年)
ロッテ・アンカー+フレッド・フリス『Edge of the Light』(2010年)
フレッド・フリスとミシェル・ドネダのデュオ(2009年)
フレッド・フリス+ジョン・ブッチャー『The Natural Order』(2009年)
高瀬アキ『St. Louis Blues』(2001年)
突然段ボールとフレッド・フリス、ロル・コクスヒル(1981、98年)
『Improvised Music New York 1981』(1981年)