パット・メセニー『80/81 in Stockholm』(JM、1981年)を聴く。
Pat Metheny (g, g synth)
Dewey Redman (ts)
Michael Brecker (ts)
Charlie Haden (b)
Jack DeJohnette (ds)
言うまでもなく『80/81』は名盤だが、これはそのメンバーによるライヴ演奏の記録(1981/8/23)。
2枚組で1枚に2曲ずつ収録されている。そのうち「Every Day (I Thank You)」と、オーネット・コールマンの「Turnaround」の2曲が『80/81』と重なっている。雰囲気はもちろん同じようなものだが、何しろライヴだけあって1曲ずつが長い。「Turnaround」なんて『80/81』ではギター中心の短い演奏だったのに、ここではデューイ・レッドマンもマイケル・ブレッカーもチャーリー・ヘイデンも長いソロを取っている。われらがデューイ・レッドマン最高!チャーリー・ヘイデン最高!
「Offramp」もまた最高に良い。冒頭の「Broadway Blues」ではヘイデンが得意の繰り返しを弾く前で、デューイがうぐっと喉を詰まらせつつも吹きまくっていたりして。
マイケル・ブレッカーの巧いだろ的なソロはいつになっても好きになれないのだが。
●パット・メセニー
ローガン・リチャードソン『Shift』(2013年)
パット・メセニーとチャーリー・ヘイデンのデュオの映像『Montreal 2005』(2005年)
パット・メセニーの映像『at Marciac Festival』(2003年)
デイヴィッド・サンボーンの映像『Best of NIGHT MUSIC』(1988-90年)(メセニー参加)
映像『Woodstock Jazz Festival '81』(1981年)(メセニー参加)
ゲイリー・バートンのカーラ・ブレイ集『Dreams So Real』(1975年)
私のパット・メセニーに関する知識はきわめて断片的なので、機会があればまとめて聴いてみたいと思いました。