JAZZ ARTせんがわ2018。9月15日(土)と16日(日)に足を運んだ。
■ 詩×音楽
Mizuki Misumi 三角みづ紀 (詩)
Tatsuro Kondo 近藤達郎 (p)
Koichi Makigami 巻上公一 (詩)
Werner Puntigam (tp, ほら貝)
Rabito Arimoto 有本羅人 (tp, bcl)
Kazuko Shiraishi 白石かずこ (詩)
Itaru Oki 沖至 (tp, 笛)
Kiyoto Fujiwara 藤原清登 (b)
三角みず紀、巻上公一、白石かずこ。三者三様のポエトリーリーディング。声をなかなか発しない三角みず紀、声ならぬ声を表現した巻上公一、いまだまったく衰えぬ異次元感の白石かずこ、すべて素晴らしかった。詳細後日。
■ 坂本弘道ディレクション ピーター・エヴァンス×石川高×今西紅雪/千野秀一/坂本弘道
Peter Evans (tp)
Ko Ishikawa 石川高 (笙)
Kohsetsu Imanishi 今西紅雪 (箏)
Shuichi Chino 千野秀一 (p, Urklavier)
Hiromichi Sakamoto 坂本弘道 (cello)
最近行ったインタビューにおいて、ピーター・エヴァンスはこれまで経験のない和楽器の石川高、今西紅雪との共演を楽しみにしていると語っていた。期待通り、その三者の演奏は空気が張りつめていて、同時にとても楽しいものだった。そして千野秀一ソロに続き、エヴァンス、千野、坂本のトリオ。エヴァンスの放つ音が圧倒的な存在感と量を持っており、そのためにちょっとした緊張が走った。詳細後日。
■ 坂本弘道ディレクション ローレン・ニュートン×ハイリ・ケンツィヒ×山崎阿弥×坂本弘道×花柳輔礼乃×ヒグマ春夫
Lauren Newton (voice)
Heiri Känzig (b)
Ami Yamasaki 山崎阿弥 (voice)
Haruo Higuma ヒグマ春夫 (映像)
Sukeayano Hanayagi 花柳輔礼乃 (日本舞踊)
Hiromichi Sakamoto 坂本弘道 (cello)
ローレン・ニュートンと山崎阿弥というヴォイスふたりを、ハイリ・ケンツィヒと坂本弘道という弦ふたりがはさみ込む。これは何かの奇跡的な時間か。詳細後日。
■ Quebec/Japanプログラム
René Lussier (g)
Luzio Altobelli (accordeon)
Julie Houle (tuba)
Marton Maderspach (perc)
Robbie Kuster(perc)
Takashi Harada 原田節 (Ondes Martenot)
Koichi Makigami 巻上公一 (theremin)
Akiko Nakayama 中山晃子 (映像)
賑々しく愉快なルネ・リュシェクインテット。特にジュリー・ウルが大きなチューバを抱きかかえて立ち見事な演奏をみせたのには驚いた。
■ 藤原清登ディレクション 坂田明×ピーター・エヴァンス×藤原清登×レジー・ニコルソン×藤山裕子
Akira Sakata 坂田明 (as)
Peter Evans (tp)
Kiyoto Fujiwara 藤原清登 (b)
Reggie Nicholson (ds)
Yuko Fujiyama 藤山裕子 (p)
ピーター・エヴァンスのソロ、藤山裕子とレジー・ニコルソンのデュオ、クインテットの順。ソロの超絶技巧には圧倒された。藤山裕子の自由な雰囲気にも魅せられた。彼女はエヴァンスとの絡みでも実に繊細で機敏なところを見せてくれた。詳細後日。
Fuji X-E2、XF35mmF1.4、XF60mmF2.4
●巻上公一
クリス・ピッツィオコス+ヒカシュー+沖至@JAZZ ARTせんがわ(JazzTokyo)(2017年)
ヒカシュー@Star Pine's Cafe(2017年)
●ピーター・エヴァンス
ピーター・エヴァンス+ウィーゼル・ウォルター『Poisonous』(2018年)
マタナ・ロバーツ「breathe...」@Roulette(2017年)
Pulverize the Sound、ケヴィン・シェイ+ルーカス・ブロード@Trans-Pecos(2017年)
コリー・スマイス+ピーター・エヴァンス『Weatherbird』(2015年)
ピーター・エヴァンス『House Special』(2015年)
Pulverize the Sound@The Stone(2015年)
Rocket Science変形版@The Stone(2015年)
エヴァン・パーカー US Electro-Acoustic Ensemble@The Stone(2015年)
トラヴィス・ラプランテ+ピーター・エヴァンス『Secret Meeting』(2015年)
ブランカート+エヴァンス+ジェンセン+ペック『The Gauntlet of Mehen』(2015年)
エヴァン・パーカー ElectroAcoustic Septet『Seven』(2014年)
MOPDtK『Blue』(2014年)
チャン+エヴァンス+ブランカート+ウォルター『CRYPTOCRYSTALLINE』、『Pulverize the Sound』(2013、15年)
PEOPLEの3枚(-2005、-2007、-2014年)
ピーター・エヴァンス『Destiation: Void』(2013年)
ピーター・エヴァンス+アグスティ・フェルナンデス+マッツ・グスタフソン『A Quietness of Water』(2012年)
『Rocket Science』(2012年)
MOPDtK『(live)』(2012年)
ピエロ・ビットロ・ボン(Lacus Amoenus)『The Sauna Session』(2012年)
ウィーゼル・ウォルター+メアリー・ハルヴァーソン+ピーター・エヴァンス『Mechanical Malfunction』(2012年)
ピーター・エヴァンス+サム・プルータ+ジム・アルティエリ『sum and difference』(2011年)
ピーター・エヴァンス『Ghosts』(2011年)
エヴァン・パーカー+オッキュン・リー+ピーター・エヴァンス『The Bleeding Edge』(2010年)
ピーター・エヴァンス『Live in Lisbon』(2009年)
MOPDtK『The Coimbra Concert』(2010年)
ウィーゼル・ウォルター+メアリー・ハルヴァーソン+ピーター・エヴァンス『Electric Fruit』(2009年)
オッキュン・リー+ピーター・エヴァンス+スティーヴ・ベレスフォード『Check for Monsters』(2008年)
MOPDtK『Forty Fort』(2008-09年)
●ローレン・ニュートン
ローレン・ニュートン+齋藤徹+沢井一恵『Full Moon Over Tokyo』(2005年)
ウィーン・アート・オーケストラ『エリック・サティのミニマリズム』(1983、84年)
●ハイリ・ケンツィヒ
チコ・フリーマン『Spoken Into Existence』(2015年)
チコ・フリーマン+ハイリ・ケンツィヒ『The Arrival』(2014年)
●山崎阿弥
石原雄治+山崎阿弥@Bar Isshee(2018年)
岩川光+山崎阿弥@アートスペース.kiten(2018年)
●坂田明
サイモン・ナバトフ@新宿ピットイン(2017年)
『浅川マキを観る vol.3』@国分寺giee(2017年)
坂田明+今井和雄+瀬尾高志@Bar Isshee(2016年)
ジョー・モリス@スーパーデラックス(2015年)
ペーター・ブロッツマンの映像『Concert for Fukushima / Wels 2011』(2011年)
見上げてごらん夜の星を(坂田明『ひまわり』、2006年)
浅川マキ『ふと、或る夜、生き物みたいに歩いているので、演奏家たちのOKをもらった』(1980年)
浅川マキ『Maki Asakawa』(主に1970年代)