総勢18人による架空の国の戦乱もの、というか全編ファンタジーゲームを見ているかのよう、目まぐるしく変わる話が一つ一つ魅力的だ。
私のような老爺からはヤング好みの演劇だが、それがとても分かりやすく見入ってしまった。それはみんなセリフのトチリもなく、練習十分だということ、さらに俳優陣のそれぞれの役割もきちんと描けていて、主役が何人もいるかのように多彩でもあることによる。
主役の3人は言わずもがな、客演の俳優陣もみな素晴らしく、2時間久々にゲームファンタジーと対戦したような気分を過ごしてしまう。
この長丁場の劇も自分で本を書き、そしてもちろん演出も手掛けたという。それが一番この劇の素晴らしいことだと思う。充実した演劇日和だった。浜中氏、ありがとう!
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