オール・ユー・ニード・イズ・キル (2014/米)（ダグ・リーマン） 75点

冒頭からの日和見で、しょぼいトムには驚いた。たまにこういう役もやって見たかったんだろうなあと彼のにんまりも想像できるが、実際は彼の期待ほどそれほど面白くはない。今回は動いているシーンが多かったせいかトム君、なかなか寄る年を思わせない。さすがだ。

売りは何回死んでもまた元に戻れるというループなんだが、これも最初は面白いがそのうちだんだん慣れて来て、うとうとしてしまう時もあるなり。

あのギタイの定番のような風体はまたかと食傷気味だが、何とかならんのかのう、これがあっと驚く斬新なあものであればもっと魅力的であったものを、、。

まあリセットすれば最初からすればいいのがゲームだろうけれど、人生の本番はそうはいかないことは皆さんご存じでしょうね。考えたらリセットしてしまったら最初からゲームを始めないといけないが、この映画のようにループセーブできるゲームというのも珍しいんじゃないだろうか。（そうでもないか）

ぐつぐつ文句を言っているようですが、全体的にはそこそこ楽しんだことは事実です。映画館にいる間はエンターテインメントとして面白かった。映画の基本ではあります。