東京の大きな映画館で、15,6人しかいない、何というか、贅沢でちょっぴりさみしい感覚で見た。もうこのシリーズ、何故かいつも見ている。僕の札幌への思いが、時たま出てくるすすきのの映像が、心を引き寄せるのか、、。
ところが3作目ということもあり、マンネリから脱すべきはずなのに、見事マンネリズムのドツボにはまってます。何より、あの大泉と松田の掛け合いが、全く笑えないのだ。ほとんど全部といっていいほど、しらけてる。
演出も少々ぶっ飛んだシーンもあった。ふたりがやくざに追っかけられるのだが、やくざたちの方が逃げてる彼らより一瞬早く(気持ちだが、彼らを待ったような)到達したシーンを見っけ。何故撮り直さなかったのかなあ。
リリー・フランキーの悪役も想定内で、もう彼がこの役に出演するだけで、(失礼だが)新しいいい予感を感じ得ない。悪く言えば彼は出過ぎ。新味がない。彼にとっても100%の演技はしていない。
その点、北川景子はあのつまらない設定の役で、想像以上によくやっていたと思う。女優根性が優れているのだろう。あとは、いつも通り、安藤玉恵 が良かったかなあ、、。
でも、全体的には3作目のマンネリジンクスは崩せなかったと思う。次作はよほど頑張って作らないと見にいかないよ!(え、そんな、おまえ一人ぐらい、見に行かなくっても全然困らない、って?)そ~~んな。
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