いつも思うが、精華小劇場は舞台が大きい。いつも行っている小劇場の3~4倍はある感じ。このスケールだったら思い切りしたいことを出来るはず。と思いつつ舞台を見上げると一人の女性の寝姿。開演までまだ20数分ほどある。眠ってしまわないかな、なんて心配もする。
でもよく見てみると劇団代表のサリngROCKさんのようでもある。でもまさかね、ファンに対するサービスかなあとも思いながら舞台が始まる。その女性はゆっくりと起き上がる。ポエムのようなつぶやきを始める。主人公カナエだ。そしてサリngROCKさんであった。
彼女の作品はこれで4作目ぐらいでしょうか。実に女性らしく(女の子らしく)繊細な舞台をいつも見せてくれる。その手触りが女の子過ぎて僕のような伯父さんに少しくすぐったいぐらいだが、女の子の不安、希望が舞台に一杯散らばっていていつもとても感心する。今回もサリngROCKさんの世界がさらに拡散し、とても余韻の残るいい舞台であった。この大きな舞台を思う存分使用し、僕たちを異空間にいざなってくれた。観客を選ぶぎりぎりの位置に居るようにも思われる題材だが、さらに前進してほしい。
舞台が終わりすぐ出口がある。通常の劇場と違い小学校を改装した建物だからか、終わって舞台の余韻を感じる時間が少ない。外を出ると北風が吹き、ミナミの雑踏がすぐ迫りくる。現実を認識し、背を丸めて帰路に立つ吾輩であった。
でもよく見てみると劇団代表のサリngROCKさんのようでもある。でもまさかね、ファンに対するサービスかなあとも思いながら舞台が始まる。その女性はゆっくりと起き上がる。ポエムのようなつぶやきを始める。主人公カナエだ。そしてサリngROCKさんであった。
彼女の作品はこれで4作目ぐらいでしょうか。実に女性らしく(女の子らしく)繊細な舞台をいつも見せてくれる。その手触りが女の子過ぎて僕のような伯父さんに少しくすぐったいぐらいだが、女の子の不安、希望が舞台に一杯散らばっていていつもとても感心する。今回もサリngROCKさんの世界がさらに拡散し、とても余韻の残るいい舞台であった。この大きな舞台を思う存分使用し、僕たちを異空間にいざなってくれた。観客を選ぶぎりぎりの位置に居るようにも思われる題材だが、さらに前進してほしい。
舞台が終わりすぐ出口がある。通常の劇場と違い小学校を改装した建物だからか、終わって舞台の余韻を感じる時間が少ない。外を出ると北風が吹き、ミナミの雑踏がすぐ迫りくる。現実を認識し、背を丸めて帰路に立つ吾輩であった。
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