学生演劇である。僕の演劇を見る魅力の一つに若い人たちから何かを得るということがある。若い人たちは見ているだけでそりゃあもう十分楽しめるし、何より自分がその時に戻れるのである。
そして、初めて関大の構内に入る。土曜日だというのに構内は人が思ったよりいる。というか、普段はもっと人が多いのか、、。
劇はなんと2時間20分の長尺だ。脚本が若い人に委ねられていそうな発想と組み立てで、どうも面白いんだけどぐいぐい食いつけない。やはり年齢差がこういう時に災いとなるのだろうか、、。
後半は狂ったように役者たちが、わめき出し、走り回る。ほとんど役者たちが休むことなく疾駆する。これはもうヤングでないとできない劇である。これを2時間20分、、。若いってすごいなあ。こんなときも僕にもあったのかなあ、なんてつまらないことをしみじみ考える。
ラストの展開はそれでも予想を覆す、あれ、それはないだろうって感じでした。これは原作本と同様かどうか僕には分からない、、。
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