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ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ (2010/日)(松山博昭) 75点

2010-03-11 15:01:31 | 映画遍歴
テレビも一度も見たことのない私がこの映画を見ること。(大体テレビドラマの映画化なんてことも知らなかったが)こんな人間も巷ではわんさいるということも知っておいてください。そんな僕が見て、ちょっとしたミステリーとしても楽しめる一編だ。

人の心理の裏の裏。カードゲームの基本ですよね。いわばミステリーとも言える。何故ならXは誰なのか、とかミステリー仕立てにもしてある展開は面白い。この企画で、外国映画にすると結構秀逸な作品ができそう。そんな感じもするのに、日本映画だとちょっとダサく思えるのは我々が日本人だからこそではないのか。

ラストの質問の回答の意外性。そしてこの映画ではエンドクレジット後の手紙の大きなトリックをかけてあり、そこが思わず顔色が緩んでしまう秀逸なオチ。この辺りはダサい日本人が作ったものとは到底思えません。娯楽作品として十分ペイできる作品だと思います。

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