結構漫画チックな冒険活劇SFものといってしまっていいのだろうか、役者たちも楽しんで演技している感がこちらに伝わってくる。みんな若く颯爽としている。
冒頭に「人間に死には3つある。肉体の死と精神の死、そして永遠の死である、と、、」と告げられる。永遠の死とはみんなの記憶からも一切消えてしまう、すなわち本当の永遠の無である。この永遠の死が今回の一応テーマなのですが、、。
卑近な日常的な話でもなく、架空の国を想定した出来事なので、僕には舞台に大道具がまったくないというのが、イメージを作りにくくさせ、ちょっと注意が散漫になってしまった気がする(象徴的な何か、例え一つでも二つでもあったら全く違っていたと思いますが)。
ストーリーも時間の節約なのか、説明を伴うものもあり、脚本を作っている人の苦労も分かるが、とはいえ少々話に入りにくかったかなあ、、。みんなの衣装は凝っていてとても素敵でした。
全体的にコンパクトにまとめている。ラストもかなり盛り上がっています。まあ僕もかなりのお年寄りだからか、清冽な感動にまでは至りませんでしたが、楽しめましたヨ。
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