大勢の俳優陣(13名)、タイムトラベラーで時空を100年単位で何回も上ったり下がったりするそのわくわく感、ロボットと人間との本質的な関係。舞台で何倍も楽しめる要素を持った作品である。しかも2時間20分。
演じる方も観客の方も楽しめるか楽しめないか、それぞれじっくり勝負である。ぼくはあまり初日は行かないようにしている。それはやはりセリフがとちることもあるだろうし、音響とセリフ感など、日を重ねていくうちに変わっていくこともあるからなのだ。
でも今日の初日はそんな心配はほとんど無用だったし、俳優陣の演じている喜びなんかも観客に痛いほど伝わってきた。いい舞台であった。
演出は13人全員が主役みたいな展開で、彼ら一人一人が競争して、自然と盛り上がる趣向になっている。うまいやり方である。13人の熱演は必然的だったのである。
しかし、やはり全体の脚本の流れから、川田恵三演じるメガロが一等屈折した役柄でもあり、彼自身やりがいがあったであろうと想像される。一番演技力も要請されている役であるのは明瞭だった。
彼はそれを見事こなしている。元々うまい役者であり、安心もできる。ぼくは2時間強、本当に楽しんだ。もう一度見たい舞台でもあるが、明日で終了なのである。うーん、、、。
キリストの最後の晩餐が13人である。この舞台も。とか、そういうことを考えながら駅までの長い道のりを歩いて行ったのだった。
2時間強と言う長時間の公演でしたが、楽しめていただけたようで、本当に嬉しいです!
今回の役、メガロはおっしゃる通り、充実したやりがいのある役でした!やってて楽しかったです!
僕の持論ではあるのですが、主役が目立つのは当たり前で、周りの役者の個性をどう引き立たせることができるかとゆぅのが、僕の中にはあります!
今回は本のおかげでもありますが、それができた作品ではないかなと思っています!
Twitter、Facebookをやってます!今後の公演情報なども載せてますので、よかったら覗いてみてください!
本当に有難うございました!
私ごときブログに来ていただき、本当に恐縮しています。実は川田様のHPというか、Twitterはよく見ています。
今回も是非来てくださいとのメッセージ、ファンとしては行かないわけにはいかないですよね。
僕は大勢の俳優陣の演劇って好きです。演じている人たちの溌剌さがなんともいいです。一緒にみんなが同じ方向を見つめている時って、人生上でもそんなにないんですよ。青春の特権です。
川田様は幸せ者だと思います。でもそんな人たちを見て僕も幸せをもらいます。
演劇って、映画と全く違う空間なんですよネ。
次回も絶対行きますよ。頑張ってください。
それでは。