いつものごとく何の前知識もなく(というかガイ・リッチー作品ということだけで見た)拝見。そのうち、あのテレビシリーズものであることを了解。でも、ソロはそうでもないけど、イリヤが全く印象が違う。そのため別作品のような感覚で見られたが、、。
冒頭のベルリンシーンは秀逸。リッチーはこのシーンをやり遂げて安心しちゃったのだろうか、あとはジワジワもたつき感が沸き起こる。でも考えたら、この映画、1960年代へのオマージュらしきものをかなりあちこちで感じるので、リッチーもそこは計算づくなのかもしれないネ。(でも今の若い人は分からんだろうに、、)
僕は何を隠そう、大のガイ・リッチーファンである。あの、映像(というより)、大胆な写真、色彩、そのスタイリッシュさに魅惑され、幻惑されるのである。
でもこの作品に関してはそういったものは残念ながら皆無と言っていいだろう。ファンとしては何を撮ってたんだ、と声を震わしてざわめきたい気持ちでいっぱいであります。悔しいです。何をどう考えてこんな作品を作ったのか、不思議であります。(なんか理由はあるんだろうけどね、、)
で、古き良き時代のノスタルジーは感じ取りつつ、やはりこれじゃあ、いかんでしょうが、と思うのであります。ということで減点します。恐ろしいのは何かシリーズ化しそうな雰囲気なんだが、これからも見るのか、とか、もう今からそういうことを考えています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます