舞台というより観客と同等の高さの床面に男と女。何やらコンビニで買ったか、食料を手にしている。大道具小道具等一切なし。自然と彼らの身体に我々は注視する。そして何やらつぶやき始める。男が問い女が答える。その逆もあり。
いわゆる人生問答でもある。何か時間が経ってくると、彼らはちょっと高尚なボヤキ漫才のようにも思えてくる。でもそれほど面白くはない。一通りの他人についての人間描写を述べる。まあ、そういうこともあるかな、と思えてくる。
彼らはまだ若い。といっても、恐らく中年の疲弊感はある。でも、作られたモノでもある。演劇の可能性を探求しているようにも思える。
彼らのそれが演劇だとすれば、どこまでが即興なのだろう。何かかなり練習してる感も見えたが、、。
でも面白いです。こういうのも気軽でいいなあとも思える。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます