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20世紀少年 第1章 (2008/日)(堤幸彦) 70点

2008-08-31 15:58:41 | 映画遍歴
原作は読んではいたが、登場人物の洪水には正直驚いてしまう。というより、有名俳優の総出演というのは最近の日本映画ではなかったもの。でもやはり楽しい。嬉しい。贅沢だ。

それにしてもほとんど原作通りの展開だ。映画化ならアニメかなと思っていただけにかなり面食らう部分もあるが、映像からは要めの部分である浦沢直樹の、悪への死臭がほとんど匂って来ない。そこがマンガの映画化の難しいところであるが、だいたい原作通りなのにそれが出せていないのは原因を究明すると、それが演出によるものなのか、マンガの実写映像化がそもそも無理だったのか、そこのところがこの映画を見ただけでははっきりしない。

でもまだこの映画の部分は全体の第一章であり、ほんの導入部に過ぎないのであります。その意味では膨大な出演者は、昔よく映画会社が行っていた盆・暮れのオールスターキャスト映画に匹敵し、その意味で俳優の演技の楽しさを十分味わえる作品なんでしょう。また、そう鑑賞すべき映画なんでしょうなあ。

まさに、そう BE CONTINIUED!であります。でも、僕は、後2回も待てるでしょうか、、。

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