セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 93本、 演劇 71本

インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国 (2008/米)(S・スピルバーグ) 70点

2008-06-18 15:13:59 | 映画遍歴
お待ちかね、インディージョーンズ。何と19年ぶりとは、、。繰り返しテレビ放映があり、そんな感じはしなかったが、待ちかね過ぎたのか、期待し過ぎたのか、いつも童心が騒ぐ映画本来が持つワクワク感はそれほどでもという印象が、、。

出だしは例の音楽がジャーンと鳴りそりゃあ身を乗り出す羽目になるわけですよ。少々お無理かなあといったハリソン・フォードも身体いっぱいにインディを表現しているし、ケイト・ブランシェットも真面目過ぎるぐらい悪役に徹している。(もうちょっとふざけていてもいい感じもするが、、)

何かなあ、相変わらず新作でも50年前の出来事だから、主題は良き活劇を求めてのノスタルジーであることは間違いないのだが、今回は題名にある通り宇宙からの迷い人をストーリーの題材に置いちゃったからちょっとイメージが違ってしまったんでしょうか、、。

あの、原爆の街自体はやはり日本人だけではなく、映画ファンはちょっと乗れないものがあったようにも思う。全体にヤマが何度かあるのだが、今までの作品のように分かってはいてもはらはらどきどきするといった映画本来の面白さが今回あまり感じられなかったのは僕の年の成せる業かもしれないデス。(あの急流シーンでさえ少々工夫が足りない感じもしましたが、3回ともほぼ同じ展開だもんね。)

決してハリソンのご老体だからとは思えません。この映画の原点に戻ろうとする気概は強く感じ取ったし、それはやはり嬉しいところではある。と、するとやはり冒頭で言ったようにクリスタルスカルが原因だったのかなあ。

とか何とか言って、楽しんだのは事実ですよ。次作も作っていただきたくて敢えて苦言を呈しております。インディ・ジョーンズの公開は映画ファンにとっては一番の喜びです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 初夏奈良紀行(6/17) | トップ | 幻影師アイゼンハイム (2006/... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画遍歴」カテゴリの最新記事