時間の合間に映画を、、（東京出張日記）

先週はホント急遽東京に出張だの、夜のお付き合いだの、老体に鞭打つことばかりで少々疲れました。
しかも、9月に入って猛暑も後退したのかなと思っていたら、この2，3日見事ぶり返してますね。
最高34度、最低25度といえば真夏の温度でしょう。暑さ寒さも彼岸までといいますが、今年はそれを信じていいのかどうか、、。

東京は水曜日から行ってました。着いたのが午後2時過ぎ。飛行機で行ったので、体は楽です。温度も21度らしいので、一瞬快適だと思いましたが、やはりそれでも歩いたりしていると汗ばみます。
仕事は明日なので今日は自由行動です。とりあえず新宿に出てみました。

ですが、午後6時半には友人と食事（単なる飲み会です）をする約束があるので、時間の余裕は3時間ほど。駅前の武蔵野館で「サッド ヴァケイション」を見ようと決めていた。ところが映画館に来て、それが上映していないことに気づく。一週、間違えたようだ。仕方がないので、3丁目のガーデンシネマあたりを覗く。

いい時間で「プロヴァンスの贈りもの」をやっていた。見たいと思っていた映画だが、何か後送りにしていた。ロビーは中年女性が多いが、人はまばら。20人程度か。観客席は200人以上は入れる大きな映画館なので少々寂しげ。同じエレベーターで大挙降りてこられた恐らく「ＨＥＲＯ」のお客様たちとはえらい違い。
リドリー・スコットの珍しい恋愛映画。期待はしていた。だが、下手だなあ。子供の時にプロヴァンスでおじと過ごした回想シーンがふんだんにフラッシュバックされるが、オートで編集したんじゃないかと訝るぐらい、気持ちが入っていない。
リドリー・スコットはアクションで儲けて実際こういう映画を作りたかったはずなのにどうしたことだろう。ひょんなことで彼の実力を垣間見てしまった感がする。
そういう意味ではアクションとハートフル映画を使い分けているスピルバーグとの違いを感じてしまう。

さて、ちょうどいい時間で映画も終わり、友人達と新宿で楽しい飲み会。でも、みんな仕事上の悩みを抱えており、いつものような馬鹿話はほとんど出ず、時代の影響を受けてしまう。で、2次会は行かずそのまま新宿で宿泊。
次の日は朝から営業会議。トップ層に説明なので、気を使う。
まあ、それも無事午前中に終わり、なるべく早くビルを出て、大阪に帰ろうと思うのだが、（帰っても夜の6時半から私的な宴会が待っている。）時間が中途半端。

で、有楽町に出て（ここなら東京駅に近いから）シネカノン有楽町で「私のちいさなピアニスト」を鑑賞。
韓国映画で、泣かせ方も知っており、韓国映画お得意の、定番のような映画です。地味な映画なので、お客さんが少ないかなあと思っていたら、昨日より輪をかけたおばさまたちがロビーを占領しており、私のような男どもは小さくなっている。
席に座っても、両隣ともひしめき合っていて窮屈だ。恐らく大阪でこの映画を上映しても満席にならないと思うけれども、東京は人が多いんですね。驚きました。まだ韓流が続いているんでしょうか。

終わってぼけっと余韻に浸っていると（というより真ん中の席だったので退出不能だったんですが。）映画館を出る時間が思ったよりかなり過ぎてしまい、東京駅に着くと乗る時間にギリギリ。エスカレーターを人に嫌がられながら駆け上りやっとセーフ。席に座ると汗だくだくで、かえって疲れてしまいました。

新大阪駅に着いても飲み会だ。またまたお疲れごとだ。（自分が乗れなかったのが大きいですが、、）

翌日も、さらにその翌日も飲み会の行事が続いて（4日連続なんてホント久しぶりです。こんなことは珍しいんですが）今日やっとそれも落ち着きそうで、二日酔い気味の体調を、ぶり返した暑さと格闘しながら今キーを叩いているところです。
行動といいますか、やっていることだけは相変わらず人並みなんですが、ホント年を考えて自省しなければいけないんでしょうね。
今日は静かにしておきます。