待ちに待った空晴の春公演、今回は客演も新顔で新しい風を巻き込んだフレッシュな作品となった。何と言っても冒頭からの映画的演出は斬新で、ラストに結び付く面白い舞台になっている。
それにしても小学校時代の卒業時のサイン帳など懐かしい題材を取り入れ、本当に身近な親近感ある素材はふとその当時の思いを彷彿させてくれる。と言っても時間的には僕には随分昔過ぎてその思いに行くまで時間がかかってしまったが、、。
今回は上田団員が初めてと言っていいほど重要な役を得、見事期待に応えていた。彼にとっても自信の持てる演技で自信がついたのではなかったか。
でも、本当に自分の身の回りの小さな出来事から人生を確かめていくと言った空晴のまなざしは観客の思いと共にこれからもずっと歩み続けていくだろう。そんなことを感じさせるいい舞台であった。
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