第2劇場って、幅広い演劇をしてますね。難解でいて繊細な現代劇をやると思えば、今回のような完全コメディもおやりになる。たまたま脚本家が違うのかもしれないが、数十年の演劇歴といい、何か深いものをお持ちなのかもしれない。
で、ところが本作は何と言っていいのか、AIをモチーフにしているが、人間がAIによって疎外されている時代の話と言おうか、難しそうでいて、全然柔らかく、面白い。考えることもなく劇は進む。
で、最後はちょっとしたひねりでもって舞台を締めるのだろうと思っていたら、何のことはない、ブラックなままで終わり、ちょっと唖然とする。これじゃあ、人間の未来も希望もないわい。15分のコントを80分にした感じもすけど、、。
次作に期待かなあ。
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