この映画のユニークなところは強盗に忍び入った屋敷の盲目老人が実はサイコで残忍だったということでしょうか。加害者だったのが逆転して被害者になり果てるところがミソ。そして主人公たる若者たちもつまりは泥棒だから純然たるワルなんだという認識を持ってみる。普通の映画ではない感覚が楽しめる。
若者たちは、おびえ、屋敷から立ち去ろうとするがそれも出来ない。しかし盗人猛々しく、お金だけはちゃっかりと盗む算段だ。
いくら相手が手ごわいとは言っても、盲目者なのだから、いくらでもやっつける隙はあろうとは思うのだけど、ホント苛々する、むしろ目が見えてでもいるかのようなんだ。
全編ショッカーとでも言えるほど、ホラーシーンが続くが、如何せん、所詮B級映画でありまして、俳優も少々冴えない感が画面に露出しており、それほどの怖さではない。
まあ、ホラーシーンが絶え間なく続くというのは立派ではございますが、それだけですなあ。
でも、久しぶりのB級映画を見て、ホント風邪気味だったけど俄然元気になったよ。たまにはこんな映画もいいよね。
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