ホント暑いわ。大阪の真夏、温度は37度という。しかし、実際道路を歩いていると反射熱で50度はあるのではないか。5分と歩いていられない。
日本橋の小さな小屋、in→dependent theatre 1st。今年はまだ2回目。とにかく小さい、狭い。前回も暑かった記憶。チケットを買う場所が日照りがすごく、前方の建物の影に逃げ込み一休み。もちろん涼しいわけがない。
時間になり入る。あれ、ものすごく涼しいぞ。冷房がガンガン効いてる。これは最初からいい予感。
障子が4枚ある。出し物は例のごとくまったく知らずに見るので、ひょっとして日本文学に近い何かかなあ。小野小町の話だそうだ。
彼女が皇子と恋愛をし、しばらくして亡き皇子の弟とまた恋愛に入ってしまう。そんなハナシがベースにあるらしい。
主役は1000年を不老不死で生きている若い男。神戸の元町の誰も知らない地下街に入り込む。そこには、、。
何か、分りそうで分らなかったが、セリフの発声はまあまあ。6人の舞台だが、そこそこセリフも多く俳優たちは覚えるのに大変だっただろう。小さな舞台を精一杯使ってそれは見事な舞台だった。
若い人たちがこういう風に気楽な現代劇をあえて選ばないで、平安にまで現代人の心のありようを見出そうとする試みはとても野心的で素晴らしいと思う。この舞台はそれだけで50%成功したと思えるほどだ。
面白い衣装といい、冒頭の素敵な障子といい、大道具、小道具とも素晴らしい才能を感じた。いい舞台だった。
外を出るとさらなる灼熱の酷暑。吾輩はマクドに消え入るようになだれ込み、新製品の(子供達が食べるかという)ブルーベリーマックフロートを食したのであった。甘~い。
夏は太ります。
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