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定価のない本 (門井 慶喜 著)(2019 東京創元社) 70点

2019-11-24 09:39:00 | 読書遍歴

珍しい古書店(神保町)と戦後の混乱期に一つの着想を得た一応ミステリーであります。まあ、あまりに突飛すぎるので歴史的には決して褒められたものではないが、この大胆な発想力だけは面白いと思う。

肝心の殺人トリックがあれでは、通常のミステリー通は承知しないであろう。けれど作者が書きたかったのはこれではないからね、、。良くも悪くも一気読み本ではあります。

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