初めてトライアウトなる演劇を見る。試演といっても、劇自体は完成体ではある。秋までにこの後多少手直しをするのであろうが、一観客である僕からすればそんなことは関係ない。面白ければそれでいいのである。
で、この演劇、70分の短いものであったが、実になかなかいっぱいいいものが入っている。単純そうで複雑で、どうなっていくかわからない展開で、しかも実にシュールでさえある。これは演じている俳優たちは結構こたえるきつい劇ではないか、そう思う。
遊びがない分、実にメンタルなのである。それでも70分はそれほど短いとも思わなかったが、やはり短かった。面白いだけにもうちょっと伸ばしてもいいのではないかとも思う。あと10分かな、実に充実した作品になると思う。秋の完成時にはどうなるのか、、。
演劇って、やはり面白く可能性がいっぱいだね。いい時間を持ちました。
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