セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 96本、 演劇 72本

劇団カオス『キャロリング』(脚本:成井豊 演出:南乃南) (於・大阪市立大学) 80点

2017-12-16 19:01:21 | 演劇遍歴

久々のカオス。この劇団好きなんだあ。どこがって?

そうですね。みんな純朴で、素直で、ピュアで、逞しく、まさしくいい意味での大学生たちって感じがします。学生演劇なんだからそれは当たり前なんだけど、でもほかの学生劇団とは違うネ。チームワークが全然いいのかな。とにかくいいのだ。

今回は、成井ものだから、だいたい展開も予想は出来たけど、家族と愛。このテーマが2時間半突っ走る。スケールが大きい。

クリスマスに子供服業を閉める会社の5人も、しがないヤクザ金貸し業の社員4人も、そして離婚寸前で子供が一人悩む正真正銘の3人家族も、みんなひとつながりで同じ。それぞれ立派な家族なのである。このテーマがいい。

素敵なラブストーリーでもある。最後、困難な運命に翻弄され、やっと結ばれた二人を見て、こらえていた涙がどっとあふれる、、。

いいクリスマスプレゼントをもらった。今年100本目の演劇鑑賞作。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« パーティで女の子に話しかけ... | トップ | ふたりの距離の概算(2010 米... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

演劇遍歴」カテゴリの最新記事