クレイグシリーズは全部見ている。ラストという触れ込みなので、見落とすことのないように背筋を伸ばしてみる(大げさか)。冒頭からの入りは007シリーズでも出色の出来。ワクワクさせる。これは筋金入りだぜ!
ところがその後気づいたら、なんとジェームズ・ボンドのファミリー映画・哀切ものに辿ってゆく。え、こんなの、007か、とこちとら、とても心おののく。
クレイグへのオマージュは分かるが、007愛好家としてはこれは困る。今までと波長がまるで違っている。しかし、まあ、最後の要塞も一応伝統の007を踏襲しているので、全く否定はできない出来ではある。
ボンドガールのレア・セドィーは愛くるしくよろしい。女007のラシャーナ・リンチは鋼鉄で魅力的だ。そしてあの、斬新な黒ドレスのアナ・デ・アルマスも強く美しく妖艶でよろしい。
エンドクレジットまでしっかり見たが、ボンドは再現するとあった。楽しみにしようぜ!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます