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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ (2021/英=米)(キャリー・ジョージ・フクナガ) 70点

2021-10-13 09:12:54 | 映画遍歴

クレイグシリーズは全部見ている。ラストという触れ込みなので、見落とすことのないように背筋を伸ばしてみる(大げさか)。冒頭からの入りは007シリーズでも出色の出来。ワクワクさせる。これは筋金入りだぜ!

ところがその後気づいたら、なんとジェームズ・ボンドのファミリー映画・哀切ものに辿ってゆく。え、こんなの、007か、とこちとら、とても心おののく。

クレイグへのオマージュは分かるが、007愛好家としてはこれは困る。今までと波長がまるで違っている。しかし、まあ、最後の要塞も一応伝統の007を踏襲しているので、全く否定はできない出来ではある。

ボンドガールのレア・セドィーは愛くるしくよろしい。女007のラシャーナ・リンチは鋼鉄で魅力的だ。そしてあの、斬新な黒ドレスのアナ・デ・アルマスも強く美しく妖艶でよろしい。

エンドクレジットまでしっかり見たが、ボンドは再現するとあった。楽しみにしようぜ!

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