久々のデ・パルマ。昔の筆力は取り戻したのかのう。と、そんな期待をこめて映画館へ。後半の完全ミステリー部分はまあ楽しかった。でもなあ、前半の2人のタッグマッチはやはり長いかなあ。くどいと思う。
僕はレイチェル・マクアダムスのファム・ファタール女ぶりはぞっこん好きだ。セックスシーンが如何せんおとなしすぎてインパクトないけど、それでもまあ許せる。
僕が問題にしたいのはノオミ・ラパスの太りようなのだ。「ミレニアム」のあのただ事ではない病的疚しさはどこかにすっ飛んでしまい、ただただ少し大きめの顔とちょっと細めの目があるのみ。あのミレニアム化粧を取ったらこんなに変化するのかい。この風体ではいくら黒を着こんでももっさりおばさんにしか見えんわなあ。
で、前半はもっぱら僕はレイチェル・マクアダムスのみを見ることにしたのでした。(主役は誰だか知ってるかい?って、かい。当たり前だのし。それはわかっとるつもり。)でも、ノれないのですよ。全然。せめて赤毛の第三の女が美人だったらまだ浮気心出せるけどなあ、、。)
まあ、でも後半の展開は早いし、ミステリー部分も結構面白かったし評価できます。気になったデ・パルマの演出もまあ流麗といって過言ではない。
で、僕の結論はこの2人の配役を変えたら意外と面白かったのではないか、ということです。
と、たまにはこういうぶっ飛び感想をしたためました。自分の年を全く考えておらんですなあ、、。いやあ恥ずかしい。
え、こんなこと書いたら、ノオミ・ラパスファンに滅茶怒られるかなあ、、。だって、ミレニアムに較べたら本当に普通のおばちゃまになっているんだもんね。許せませんよ。でも、あのアクロバット化粧を常に施すのは無理ってもんか、、。
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