セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 96本、 演劇 72本

0F(ゼロフレーム)「フラチナム」(脚本・演出 帽子屋・お松)(於・ウイングフィールド) 80点

2017-10-28 21:17:41 | 演劇遍歴

若くユニークで卑近なことからどんどん面白くなってくる不思議な魅力満載の劇団である。

3話の連作なんだが、僕は2話の警備員と恐すぎる学校の侵入者とのやり取りが印象に残る。この女優さんは飛びぬけて美しいし、また完璧にコワイヒトを演じ切っている。その醒めた冷たさが怖さを混ぜ合い、めちゃ印象深い舞台となった。

全体的に、どこにでもありそうな題材を選びながら、すべて個性的な脚本に驚く。それは才能のなせる業なんだろう、陳腐さが全然ない。鋭く面白いという感想がぴったし。

やはり才能があらゆる面に溢れている。大したものだ。素人っぽいが、その魅力がたまらない。


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