普通だったらパスする映画なんだけど、【小西真奈美】さんの主演映画、見逃すわけにはいかない、という気持ちで見ました。小西さんは結構きつめの性格の役で頑張ってます。演じていて楽しかったのではないか、とぼくはニコニコ。
話はところが思いがけずその小西さんとオジサンの生瀬が雷に打たれてしまい一緒に死後の世界を共にするという話。これは生瀬、役得ですなあ。小西さんと死出の旅をご一緒するのなら、な~んてよからぬことを考え出す僕。
ハチャメチャな映画なんだけど、結構練られてて面白い。死後の世界なんて予想もしないから、こんなだったら何とかやれそうだワイ、とか馬鹿な僕は考えてしまう。
でも、あっと気づいたのは、死後の世界なのに老人がやたら少ないんだよね。これは少々変だ。何かあるのかなあとも思ったが、馬鹿馬鹿しくて考えるのをやめる。結構みんなものを食べたり、現世と違いお金も必要なさそうだし、天上の方がいいのではないかい?
そしてラスト。あの結婚式では父と娘の会話に泣かされる。これは号泣モノだぞ。困った困った。最近は本当に涙線が弱い。こんなところにも老化が感じられる我が日々。
でも満足度は結構高い。娯楽エンターテイメントであることは違いない。いい映画なのだ。なのに観客は意外とまばら。最近、こういうの多い。若い人が映画館からいなくなってる。どうなってるの?おかしくないかい?
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