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現代において三島を取り上げる劇団も少ない。舞台では三島独特の毒と痛切な美意識が蔓延している。女性だけの演劇なので、男性役を女性が演じている。最初ちょっと慣れなかったが、そのうちみんな演技は秀逸なので気にならなくなる。
さすが三島の演劇とあって、言葉が美しい。そしてけれども僕たちの胸にぐさりとくるセリフの連続。怖い話である。でもそのうち幽玄ともいえる世界に没頭することになる。すこぶる至福の時間である。
やはり演劇は金をかけなくてもできるのだ。映画料金より安い料金でこれだけの演劇を見られるのはとてもうれしい。三島を堪能できました。いい一日でした。
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