鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

山田の田の神

2007-04-04 | 田の神
田の神(タノカンサァ)は、田んぼの脇にあるものが多いのですが、これは鹿児島市山田町のJA山田支所の庭にあります。
建物入口のすぐ左です。山田の田の神と呼ばれています。

江戸時代、タノカンサァを囲んで宴を催す「田の神講」が盛んに行われていたのですが、この地区には田の神講がなかったため、女性が「女人講」で立てたものです。
頭にシキ(蒸器と釜の間に敷くわら製品)を被り、右手にメシゲ(飯杓)、左手に長い棒を持っています。
僧型立像の代表的なものです。
享保8年(1723年)に建立されました。

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