東山義久さん主演の舞台を観てきました。
辛口コメントをするならば、オリジナルミュージカルって難しいものですね。人気のある舞台とは違って、全てが新しいものだから観客がしっかりついていけるか・・・・っていう難しさをちょっと思いました。
でもね、ジェームス・ディーンの作品、存在には興味を持ちました。私が生まれるだいぶ前に、すでに事故で亡くなっている方だものね。一応、知ってはいるのですよ。『エデンの東』『理由なき反抗』『ジャイアンツ』の3本の映画に出演した事とか・・・・とっても、かっこいい人だっていうのも知ってる。
ただそんなに強い関心はなかったけど、今日の舞台をみてジェームス・ディーンはもちろん、その時代の俳優さんにもちょっと興味をもってしまった。何より驚いたのは、ポール・ニューマンと同じオーディションを受けていたっていう事・・・・びっくりでした。
オリジナルミュージカルが浸透するのは、時間もかかるし難しいと思うけど、多くのオリジナル作品に頑張って欲しいと思った。
辛口コメントは終わりにして、甘口でいきます
はい文句なく東山さんカッコよかった。髪を少し切られて、ちょっと若返った感じ。リーゼントにまとめていました。この髪の長さが、さらっとなったらどんな感じ?と、ちょっと考えたりもしました。ん~~~~みてみたい。
私の席は3列目の下手だったのですが、何度も目の前に立つ。何度、心の中でわぁ~~~おと叫んだ事か・・・・・・4回は視線があったと、錯覚におちいる私。でも、確かに客席に視線を送る東山さん。錯覚ではない・・・・と思いたい・・・いえいえ思うことにします。
ダンスシーンも素敵だったなぁシャツの上からでも、わかる背中の美しさ・・・・←変な人になっているかしら?
苦悩する場面が多いので、笑顔がまったくない舞台。カーテンコールで初めて笑顔。そして最後に、小さくガッツポーズした顔にメロメロです。
物語はジェームス・ディーンの出演作3本の撮影シーンを中心に進んでいきます。役柄の生い立ち、環境とジェームス・ディーンの生い立ち・家庭環境が似ている事もあり、本来の自分の存在、生き方が分からなくなってしまう。本当の自分がどこにいるのか・・・・とっても苦悩するのです。
ジェームス・ディーンは繊細で孤独な人・・・・と言う印象を強く感じたなぁ。自動車事故で24歳の若さで亡くなっているんだものね。もし・・・・・があれば、どんなおじいちゃんになっていたのかな~~~。
出演は平澤智さん・戸井勝海さん・峰さを里さん達です。
客席に浦井健治さん・菊池まさはるさんがいらしていました。