TSミュージカルの『AKURO』を観てきました。再演です。初演は2006年10月でした。
初演と出演者はほとんど変わっていません。
坂元健児さん・吉野圭吾さん・神田沙也加さん・駒田一さん・今拓哉さん・平澤智さん・西村直人さん達です。
大和朝廷の時代・・・大和と蝦夷の争いのお話。同じ人間でありながら、統一したいがために、蝦夷を襲う大和。なんと愚かな事を・・・・・って思う。結局、北上蝦夷は全滅。でも、統一は出来ないのよね。
後半の殺陣シーンはダンスがとってもカッコよくて、素敵なのですが、次々と殺されてしまう場面は辛かったです。
なんで、一緒に生活できないのって・・・・・・
これって、現在にも置き換えられることですね。こうしている間にも、争っている国はいるのだから。同じ人間なのにね。
初演の時にも思ったけど、出演者のみなさんが本当にカッコいいのです。重いテーマだけど、笑いの部分もたくさんあり楽しめます。
坂元さんと吉野さんのダンスがシンクロしているシーン、カッコよかったな。
神田沙也加さん、以前も舞台を拝見したことがあるのですが、その時よりも歌も演技もうまくなっているな~~と感じました。来年は確か・・・・・コゼットよね・・・・どんなコゼットなのか・・・楽しみだわ。
終演後、特別カーテンコールがありました。
出演者が一人ずつ出てこられ、さあ始まるぞっと思ったら、アンサンブルのクーデター(笑)影の出演者にもスポットライトを
って事になり、坂元さん達は後方へ。アンサンブルのメンバーを4人ほど紹介しました。
司会をされた方が(アンサンブルの一人)がとっても上手で面白い。こんなに重い話なのに、カーテンコールは楽しく過ぎました。
主要メンバーの声が聞けなかったのは残念だったけど、アンサンブルを見守り、笑ったり、内緒話をしていたり・・・・・素の表情が少しみられ得した気分です。
アンサンブルさんには申し分けないけど、ずっと後ろ主要メンバーの表情をチェックしちゃいました。吉野さんはかっこよく、駒田さんと平澤さんは大人の感じで渋かったです。「まったく・・・お前達は・・・」って言う表情の駒田さんが素敵でした。
客席に阿部裕さん・星奈優里さんいらしゃいました。