←前から気になっていた人。
『白洲次郎さん』・・・・占領下の日本で、吉田茂首相の下で働いた人。たとえ占領下であっても、アメリカに屈しなかった人と言うイメージがあったのだけど、それ以上に大きい人物でした。
私利私欲のない人。これだけ先を見通して行動できる人ってすごいと思った。それなのに表には立たない、軌道にのるとさっと身を引く潔さ。
かっこいいと書くと、軽くなってしまうけど、素敵な男気のある人と感じました。
ただ、この時代の政治背景がよくわからない。いい年して政治のことは、かなり・・・とってもうとい・・・・・だから、一層昭和20年代の政治を理解するのが、難しかった・・・・・。理解力のなさを実感ですわ。
本人の本だから、悪い事は書かないと思うけど、それを抜きにしても読み応えがありました。