『中村勘太郎・七之助 錦秋特別公演』に行ってきました。
自宅から徒歩で行ける会場での公演なので、とても楽です。楽過ぎて、行った感じがしないです。なんか不思議な感覚です。
今日は千秋楽。文京シビックホールからはじまり、全国各地を10公演したそうです。
演目は『橋弁慶』『浦島』『藤娘』などです。全て舞踏です。
橋弁慶は、牛若丸と弁慶の出会いを舞踏化したものです。牛若丸が七之助さん、弁慶が勘太郎さんです。力強い舞の勘太郎さんと、柔らかい舞の七之助さんの違いが楽しめました。
浦島は、あの浦島太郎のお話。もちろん最後におじいさんになるのだけど、この早変わりがみごとでした。あっと言う間に、おじいさん・・・・実に面白かったです。勘太郎さんが演じました。
藤娘は七之助さんの演目です。文句なくただただ・・・・美しい、きれい。本当にうっとりです。キレイだったなぁ~~~。そしてしぐさが、なんとも可愛いのです。
今回で5回目の錦秋公演なのかな・・・・この公演は『芸談』と言うコーナーもあります。いわゆるトークショーです。客席から質問を受けたりするのですが、毎年必ず感じることがあります。それは、2人とも育ちがいいということ。いやな意味でなく、とっても素直にすくすく育っているなぁ~~と、ある意味これだけ名門に生まれているのに、嫌味がなく謙虚な姿勢にとても好感がもてるのです。
だから、毎回公演に行っちゃうんですよね。