昨年話題になっていた『永遠の0』、読んでみました。0ってなんだ?推理小説?などと思ったりもしたのですが、全然違います。ゼロ戦の話・・・戦争の話でした。
読んで思うことはたったひとつ。
戦後65年、私はもちろん戦争は知らない。でも戦争のこと、どんな事があったのかしっかり知って、忘れてはいけないと思う。
戦争を知っている方々が少なくなり、いつか忘れられてしまうのでは?と思うけど、二度と起こしてはならない事として語り継がなくてはいけない。
小説の中で戦争を知るけれど、現実としてあったことを思うと正直想像が出来ない、それほど辛くて恐ろしいことなんだと思う。
この本は、主人公である若者が自分の祖父の足跡をたどっていくというストーリーなので、とても読みやすいと思う。
冒頭で『命を大切にしたい』と言う気持ちは、平和な時代だから言えること・・・・と言う一節があります。当然なことだとずっと思ってきたけれど、それを言えなかった時代があったことに改めてショックをうけました。是非、多くの人に読んでもらいたい1冊です。
この本はずっと大切にしたい本です。