我孫子武丸さんの『弥勒の掌』です。
以前読んだ新潮社のミステリーセラーに、短編を書かれていた作家さんの一人です。ちょっと気になる作家さんだったので、長編を読んでみました。
次はどうなるのだろう・・・・と思いながらページが進みます。題材が新興宗教とあるので、どうしてもあの団体を思い出してしまいました。
そして、ミステリーよ読むときに一番やってはいけないことをやってしまいました。
途中で、最後のページを読んでしまったのです。
そうしたら、えっ~~~という結末に、ちょっとがっかり・・・・・
刑事と教師が出てくる話なのですが、この2人が力を合わせて悪を退治する話だと思ったら、2人で悪の道に入って終わり・・・・・。
ある意味、現実的かもしれないけれど、ちょっとがっかり。やっぱり正義は勝!!であって欲しいと思っちゃいました。
それでも、犯人は誰なのかを知りたくて、読み進んだらなんと!!えっ~~~~と予想もしない人が犯人で驚き!!これは、最後のページを読むだけでは、わからない結末でした。
やられた~~~って、感じです。
1年間で40冊読みたいを目標にしていたのですが、残念ながら36冊で終了。少ないですね。家ではほとんど、読書はしないのですよ。読書は外出先と、電車の中のみ。それでももう少し頑張りたかったな。
今、37冊目を読んでいますが、たぶん・・・・年内には終わらないな。