米澤穂信さんの古典部シリーズ『ふたりの距離の概算』
主人公は高校生。地味な・・・・何も活動していないような・・・古典部に所属しているメンバーのお話。
何も活動していないように見えて、日常の謎をひも解いていく主人公、折木奉太郎。モットーは「やらなくてもいいことはやらない。やらなければいけないことなら手短に」という省エネ主義。
そうは言いながらもね。面倒なことに巻き込まれていると思うのよね。
会話が実に楽しい。こんな会話が出来たらちょっと理想だな~~~。高校生だけど、かなり大人だし、かしこいメンバーが揃った古典部だと思う。
これはもうシリーズ5冊目。この本で高校2年生になっています。まだ続くみたいなので、今後が楽しみなお話です。