ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

観劇20(風博士)

2019-12-13 23:50:41 | 観劇
風博士を観劇してきました。

出演は中井貴一さん、段田安則さん、吉田羊さん、渡辺えりさん、趣里さん、林遣都さん達です。

何の予備知識もないまま出掛けました。
冒頭、暗転したなかで爆撃音が聞こえたときには、あ~観劇失敗だったかもと思ってしまいました。でもすぐに笑いがあり、ちょっと安心。

舞台はある大陸の女郎やさん。
そこの主人がふうさんこと中井貴一さん。
ふうさんは風船爆弾を研究する科学者だったようです。
なじみの客である広瀬大尉は段田安則さん。
ある娘を預かってほしいとサチ子さんを連れてくる。サチ子さんは目の前で両親と兄を亡くしてしまい、ショックで頭のネジがおかしくなってしまった。サチ子さんは趣里さん。
元新橋芸者の鶯は吉田羊さん。
年増と呼ばれる梅花姉さんは渡辺えりさん。
若い二等兵歩一は林遣都さん。
戦況はどんどん悪くなるばかり。この人達の命はどうなる?

戦中劇ですが、決して暗くはないです。
笑いがふんだんにあり、大笑いしたと思ったら泣かせます。
泣かせると思ったら、笑わせる。そして大事なこと、大切なことをひしひしと感じます。

戦争は絶対にいけない❗️つよくつよく感じました。先日観劇したQも強く感じたけれど、最近このテーマが多いのかしら?

趣里さんの演技が素晴らしかったです。
そしてとても可愛らしかった。

どうにかハッピーエンドですが、歩一(林遣都さん)は撃たれて亡くなります。
「誰が戦争を始めたんだぁ~」と切実に訴える姿が辛かった。

そして亡くなってから鶯姉さん(吉田羊さん)が彼の手を胸に持っていき、「さわっていいよ。あなたはここから飲んで大きくなった」といい、股間に手を持っていき「みんなここから産まれたんだよ」と訴えるシーンは本当に悲しくて辛かった。
戦争を始めた人もみんな一緒なのになんでこうなるの?と言われているようでした。

良い舞台だったと思います。行って良かった。
コメント
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