長月天音さんの「キッチン常夜灯」です。
長月天音さんの本はやはりいいなぁ。
ファミレスのようなチェーン店の店長になったミモザさん。
店長という責任とバイトを含んだ社員とのかかわりに悪戦苦闘。全てを自分で何とかしようとする、壁にぶつかり動けなくなりそう。
読んでいて、こんな働き方をしていたら、過労死しちゃうよと思いました。事実、ミモザちゃんは不眠にも悩んでいます。
そんなときに自宅マンションが火事となり、住めなくなり会社の倉庫に間借りします。その近所にあったのが、夜9時から朝7時まで営業のキッチン常夜灯。
ここのお店のシェフとソムリエの2人がとにかくあたたかい。料理もおいしい。
接客も含め働く人たちとの人間関係を改めて見つめ直し、成長していきます。
キッチン常夜灯はフランス料理なんですけど、とにかく美味しそう。
遅くまで仕事をして終電を逃し、行き場のなくなった人の場になりたいというコンセプト。
こんなお店あったら、いきたい!でも、お金がなくなりそう〜(笑)