上田健次さんの、銀座四宝堂文房具店です。
万年筆、システム手帳、大学ノート、絵葉書、メモパッドの5つの短編です。
文房具好きには興味ある内容です。メモパッドにこんなに良いものがあるのかとか、すぐにでも文房具店に行って確認したくなりました。メモパッドのロディア、気になります。
ストーリーはどれもあたたかいお話です。
『万年筆』は育ててくれた祖母に初任給で贈り物をするのですが、それに同封する手紙にまつわる話。
『絵葉書』は別れた妻が亡くなり、遺言で弔事を頼まれる話。これは涙がこぼれそうになりました。
『メモパッド』はいわゆる不良少年が洋食屋の大将に拾われ更生していく話なのですが、昔の仲間が来て逃げざる負えなくなり、それから数十年後、寿司店を持つまでに成長した少年が大将に再会するまでです。
生きていくうえで大切な事を教えてくれた大将との再会は涙です。
何よりも四宝堂文房具店の店長、宝田硯(けん)さんの佇まいが良いです。穏やかで聞き上手。この5つの物語にすべて寄り添って、行くべき道を教えてくれます。
万年筆、システム手帳、大学ノート、絵葉書、メモパッドの5つの短編です。
文房具好きには興味ある内容です。メモパッドにこんなに良いものがあるのかとか、すぐにでも文房具店に行って確認したくなりました。メモパッドのロディア、気になります。
ストーリーはどれもあたたかいお話です。
『万年筆』は育ててくれた祖母に初任給で贈り物をするのですが、それに同封する手紙にまつわる話。
『絵葉書』は別れた妻が亡くなり、遺言で弔事を頼まれる話。これは涙がこぼれそうになりました。
『メモパッド』はいわゆる不良少年が洋食屋の大将に拾われ更生していく話なのですが、昔の仲間が来て逃げざる負えなくなり、それから数十年後、寿司店を持つまでに成長した少年が大将に再会するまでです。
生きていくうえで大切な事を教えてくれた大将との再会は涙です。
何よりも四宝堂文房具店の店長、宝田硯(けん)さんの佇まいが良いです。穏やかで聞き上手。この5つの物語にすべて寄り添って、行くべき道を教えてくれます。
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