今日のタイトルを見て、私のことを「やはり、夢は舞台なんだぁ~」なんて事を思った人はいないよね。間違ってそんな事思ったら、面白いなぁなんて思ったけど・・・・・まさかね。
そうです。『舞台は夢』を観劇してきました。
出演は堤真一さん・段田安則さん・秋山菜津子さん・高田聖子さん・田島令子さん達です。
イリュージョンコミックって言う、サブタイトルがついています。劇中劇というスタイルになっています。フランスの古典喜劇なんですって。
固いお話かなぁ~と思ったら、面白かった。何度もケラケラと笑ってしまいました。
ストーリーは、行方の分からなくなった息子の安否を心配した父親が、友人と共に魔術師のところにやってきて、息子の人生を見せてもらう。観客の一人になるっていう事ね。
波乱万丈の息子の人生を見せてもらい、最後に幸せになるかと思いきや、目の前で非業の死を遂げる・・・・・・・・父親は悲劇の結末に、絶望するのだけど、実は・・・・・・・全てが舞台だったという結末。完全にネタバレですが、明日が千秋楽だからいいかしらね~~~
観ている私も、「あ~~~お芝居だったの」って安心したりして・・・・・で、「芝居だよ」と自分にツッコミいれたりもした。完全に思うツボだったね。
段田さん素敵な役者さんだよね。観劇するたびに感じます。今回は魔術師とほら吹き貴族?の2役。セリフの間と言い、表情と言いみごとでした。同じくらい高田聖子さんも良かったなぁ。一人の長いセリフがあるのだけど、充分笑わせてもらいました。面白かった。
堤さん、真面目な演技だけかと思ったら、何度も笑いを誘うセリフ・演技があり楽しめました。妻の前で、愛人に言い寄られそれを否定する姿は、大笑いでした。身分が高くなって、マントのような衣装を着るのだけど、お似合いだったなぁ。後ろに何度か、ふわぁ~と広げる動作をするのだけど、カッコよかったです。
古典喜劇って、難しいかと思ったけど満足です。観劇して正解でした。