宮部みゆきさんの『おそろし』です。
サブタイトルが「三島屋変調百物語事始」となっています。時代物、江戸時代が舞台です。
17歳のおちかは、とある事件をきっかけに心を閉ざし、叔父夫婦にあずけられます。黙々と働くおちかに、叔父がお客様の対応をたのみます。それは、ふしぎ話を聞くということ・・・・・どんなふしぎ話なのか・・・。
本当に面白かった。このふしぎ話がちょっと怖いです。夜読んでいると、物音にドキッとしたりして・・・(笑)
次はどうなるのかなと、ページがどんどん進んでいきます。そこが宮部作品のすごいところなんでしょうね。
この続編が出ているはずと探したら、「あんじゅう」でした。ただ、まだ、文庫になっていないのでしばらく待ちます。早く読みたいよ。
11月に行った葉加瀬さんのコンサート。毎年12月に行っているので、やはり12月にも行かなきゃと、劇場で追加公演のチケットを取ってしまいました。
内容は11月とほぼ同じですが、ゲストがいたので葉加瀬博士のコーナーがありませんでした。
ゲストはピアノジャックという2人組。ピアノとパーカッションでクラッシックをアレンジして演奏するのだけど・・・・・・・これがね~~~・・・・人それぞれ好みがあるとは思いますが、私は好きになれませんでした。テクニックはとてもあるのだと思うのですが、アレンジしすぎて原曲の良さも何も無くなっている感じ。ただただ、賑やかなだけ・・・・・残念に思いました。もし、ファンの方が読んでいたら、ごめんなさい。
葉加瀬さんの演奏は、もちろん良かったですよ。エトピリカ、情熱大陸の他、新しいアルバムの曲も素敵でした。
仕事関係の本です。
前回も書きましたが、児童精神科医・佐々木正美先生の『こどもへのまなざし』の続編です。
アンダーラインだらけになりました。いかに、自分が勉強不足か実感できますね。
学生時代は理論ばかりが中心となり、実践経験が少ないのですが、仕事ととなると実践ばかりに追われて、理論が追いつかなくなります。
日ごろから、理論と実践をバランスよく勉強すれば良いのですが・・・・・ねぇ~~~~なかなかそうはいかないです・・・・
だから、反省しきりとなるのですね。
「初心忘れるべからず」です。
アンダーラインも引いたけど、すぐに忘れてしまいそうになる自分が怖いです。仕事用バイブルとしてそばに置き、時々読むのがベストですね。きっと!!
12月恒例の『アラカルト』に行ってきました。
高泉淳子さんを中心として、レストランにくる色々なお客さんを演じていきます。
前菜からはじまり、メイン、デザートとメニューにちなんで話は進みます。
高泉さんがマダムになったり、ちょっと空気が読めない男性になったり・・・・・その演技をみるだけで楽しめます。笑い満載です。
今日のゲストはローリーさん。
小さい頃、いじめられていたお話がでました。ちょっとだけだったのですが、辛いお話でした。
ただ、おかあさまもローリーさんも、そのいじめから逃げなかったのですね。
いつか、こんなことがあったと誰かに話せる日がくると信じていたと・・・・・おかあさまも、人間日々学びだと話されたとか・・・・・例えば、外食したら美味しくなかった→何故、美味しくないか考える→それも学び・・・という事です。
ローリー少年は、ギターを覚えてから自分の思いを歌にしたそうです。そして、いじめていた子のことを歌にして歌ったとか・・・・すると、「歌わないでくれ~~」とそれ以降、いじめられることがなくなったそうです。
この舞台、観劇すると必ず、美味しい食事と美味しいお酒を飲みたくなります。
劇中で食べられる料理やお酒が、ものすごく美味しそうなんです。
休憩時間に、ワインを飲めるのが(お金は払います)楽しみな舞台なのですが、今日は昼公演だったので、ワインはなし・・・・・・
場所が子どもの城だったので、5時半以降にならないとワインは出せないんですって。
毎年夜公演に行っていたのですが、休憩入れて3時間の舞台は帰りがかなり遅くなるので、今回は昼にしました。
でも、やはりワイン飲みたくなるな~~。