東浦和駅から川沿いに歩くと謎の工場が見えたので、そこから道路を渡ってみたら素敵な桜の道が広がっていた。
ここからは少し気分を変えて坂本龍馬の動画でも見てみる。
龍馬も様々な虚像が流布してる人物だからねえ。まあ何というか、敵同士だった薩長を結び付けたという結論から逆算して、大局的視野を持っていた・融和的・穏健的などの人物像で語られがちだが、まあ妄想ですわなw
その辺は故飛鳥井雅道の『坂本龍馬』あたりも参考になるし、あるいは以前紹介した『戦国武将、虚像と実像』なんかも連なるけど、正式な歴史として習ったつもりのものが、様々な虚飾にまみれた姿でしかなく、知っているという意識はなまじっかあるだけに、それをより深く、多角的に知ろうとする契機もなかったりするのが恐ろしいことではある。
こういう田園風景に突如巨大な道路が出てくると、なんか異世界感があってオラわくわくすっぞ(・∀・)!梅の花もいとをかし。
ぬお、何だこの魅惑の道路は?もう少し道が広ければ、北海道と言われても不思議ではない。これはまるでその最果てに踏み込むべしと我に要求しているかのやうだ・・・
いや、あれは孔明の罠に違いない!かかる妄想にえ惑わされじを( 。∀ ゜)
あ、でも三国志演義の成立とその影響もおもろいよな。演義版諸葛亮のモデルが朱元璋(明の初代皇帝)のブレーンたる劉基ってあたりも、時代性を感じるぜ。
曇ってて少しわかりづらいが、ピンクと赤と緑のコントラストが非常に美しい。
そこから公園を抜けると、神社が目の前に現れた。
氷川・・・女體神社???
氷川神社はよく聞くけど、氷川「女體」神社ってのは初耳な気がするねえ。
こういう珍しい名前は由来を調べたくなるが、ともあれこの雰囲気から、
「夢のきざはし」が思い出された。やっぱ宗教施設ときたら錫杖だよなあ・・・え、それって仏具ですよね、だって??
ふぅ、やはりボーイです・・・シンクレティズムの国ジャパンなんだから、こまけーこたあいいんだよこまけーことは( 。∀ ゜)
そんな感じで異界の雰囲気に酔っていたら、追い打ちをかけるように
こんな道が現われた。
いやもうこんなんあかんて(;´Д`)農道だからひたすら直線にしてるのかもしれんけど、その非日常性とロマン感に思わず全力ダッシュを試みたくなるワイであった。
そこからだいぶ歩いて、
見沼大橋の近くで一枚。
なお、この辺は犬を散歩させている人も多いのだが、そのうちおばあちゃんと歩いていた犬がこちらを見てカッと立ち止まったので、この私を「道行くワンコは全て撫で隊隊長」と知っての所業か?ならばこちらも撫でねば不作法というもの・・・とばかりに跪いて撫でると、最初は手、次は顔に対して連続攻撃が繰り出され、なでなでなでベロベロベロなでなでなでベロベロベロなでなでなでベロベロベロ・・・と何往復かした後、おばあちゃんをずっと待たせる訳にもいかないので、お別れをいって別の方へと歩いていくことにしたのであった。
こうして犬ゲージを満タンにした後、スマホの充電もまずいのでしばらくは景色を見ながらさぶらっていたら、
とても美味そうなラーメン屋の広告を目にしたので、東浦和再訪の時には必ずや訪れようと思った次第。
最後は北浦和駅までたどり着き、電車内で爆睡しながら帰宅したのであった。
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