前近代の戦争における現地調達は極めてありふれた現象であり、むしろ敵の生産能力やモチベーションを削ぐ戦術の一つですらあった。ならばダンジョンの中で食糧を調達しようとするのも、無謀な行動ではない・・・はずダ(・∀・)
はい、というわけで(何がだ)渋谷にてダンジョン飯を具現化し料理が供されると聞き、スクランブルスクエアにやってまいりました。てか初めて来たけど13階もあるんやな。これはもう立派なダンジョンやで(強引)。
あまりに乗れないエレベーターに業を煮やしエスカレーターで移動。天上界はマスク解放宣言もあってか多くの人で賑わっていた。列に並んでいる間は本を読む時間にあてながらやや待つ。
40分くらいしたところで中に入れる状態に。左側の「大サソリと歩き茸の水炊き」にチャレンジしてみる。まあコオロギ食が称揚される時代なんだから、サソリを食うのなんて朝飯前だよな(適当)。
めっちゃ見晴らしええやん。北面する席に座ったらしく、今話題の明治神宮(森のところ)が目に入る。
見ろ、人がゴミのようだ(写真左下)!まあ何とかは高いところが好きと言いますが、とりあえず豆粒みたいな人の姿を目にしたらとりあえずこのセリフは必須である(・∀・)。
注文パネルがこちら。てか1980円はさすがに高杉晋作じゃね?結核も治るぐらいの素敵なサムシングなのだらうか??
この景色を見て、突如頭の中に「あの日にかえりたい」が流れてくる。渋谷に過去の思い入れはないが、あるいはバブル期っぽい雰囲気がそんな記憶を呼び起こしたのかな?
20分ほど経ったところでブツが運ばれてきました。スプーンもなんか「銀の匙」とかアイテムっぽいっすね。
さて、お味の方は・・・微妙!テーテッテレー( 。∀ ゜)えーとですね、どの具材も大して自己主張がなく、スープも凡庸な味のため、市販の食材で作った方が安上がりだと感じましたよと。
うーん、これはあれだな。主が真の冒険者なら、レディメイドに頼るのではなく、自ら作り出して何ぼやろがい!ていうメッセージに違いない(んなわけない)。
というわけで、サソリや歩き茸を退治(比喩)してレジでスクラッチを受け取った私は、今一つ不完全燃焼だったので
もう一軒行くことにした。
ちなみにこっちの店はコラボ飯がすでに終わっているので、普通に「黒天丼」なるものを注文。
すごく・・・長いです・・・これはケンタウロスの角かな(錯乱)?
一つ一つの具材がしっかりしていて味がよく、タレで誤魔化すような感じはなくて美味い。強いて言うなら、ご飯がちょっと余り気味になり、その際白飯を頑張って処理するみたいになるので、「羽田市場」みたいなお茶漬けシステムとかあると最強かなと思った(と書きながら味噌汁をかち込む作戦もあったことに気付いたが、秘奥義「ネコまんま」まで発動させるかというのは少し悩みどころである)。
とまあ二つの戦いを終えたところで、戦利品のレシピカードを手に帰途へついたのであった。
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