イスタンブールで大学生が行方不明というニュースが巷で話題となっている。そんな今こそ、イスタンブールでの一幕を語ろう。
(登場人物) 赤坂衛…旅行者。トルコは二回目。
大石蔵人…同じく旅行者。トルコは初めて。
※推理不能。あなたはこの話を拒否する権利があります。
2005年9月11日。この日、ブルサより来た赤坂とトラブゾンより来た大石はイスタンブールで合流した。ライトアップされたアヤソフィアなどを見るため夜のスルタンアフメット地区へ向かう。そこで英語の堪能なトルコ人二人と出会う。彼らは、ヒルトンで働いており、休暇でこちらに来ているのだと言う。四人で酒を飲むことになり、新市街の方へ移動。軽く飯を食った後、地下のバーのような所に入る。初めは、ただの飲み屋かと思っていたが、どうやらおねいさんが付くらしい。要するにキャバクラ。おねいさんはみなロシア系のようだ。ラクをしこたま飲み、ステージでグループ(男4、女3)と踊り、おねいさんとイチャイチャするが、次の日に朝早くから行動するため10時くらいで切り上げることにした。
で、会計をするさい店長室(?)のようなところに四人で移動することに。おそらく50ドルくらいかと頭の中で計算。が、告げられた金額は400ドル。一瞬聞き間違えか合計金額かと思い小考していると、ご丁寧にトルコリラの値段まで言ってくれた。どうやら間違いないらしい。ここでボッタクリと確信する。だが、問題は手持ちの金額が足りないこと。クレジットカードは使えない。暗証番号を忘れていたからだ。それでもこんな場所に来たのは、大石の持ち金とクレジットカードに期待していたためなのだが、なぜか機械で通してもクレジットカードは使用できない。大きな誤算だった。そこで赤坂は、間抜けにも有り金全部(70ドル)を支払った。大石はとりあえず2億トルコリラ(およそ150ドルくらい)を出し、残りの金額はATMで下ろして払うことになった。まだお互い300ドルほど払わなければならない。(続く)
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