橋を渡ってみると、スーパーやらパチンコ屋、そして住宅街と典型的な地方都市の様相を呈していた。川沿いはマンションが目立ったが、内側に入り混んでみると比較的年数のいっている一戸建てが割と多い印象を受けた。その付近は(当然と言えば当然だが)薄暗くなっていて、それだけにまっすぐ延びた道路と道沿いの煌々と輝く電灯とのギャップが否応なく目につく。
ここはまるで、古くからあった住宅街を無理やり道路と付随する店舗が掘削していったかのようだ。その、あまりにあからさまな「人工性」とでも言うべきものが強く印象に残った。そして主なき宮殿を見やった後、再び歩みを進めるのであった。
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