ひぐらし業が結構な話題になっているようだ。いわく、リメイクと思っていたら二話から違う!ということなんだそうな。
そもそもしばらくの間ひぐらし関連から離れていたのは、PC版ひぐらし三部作(無印・解・礼)とプレステ2版をコンプリートした結果、とりあえず作者がやりたかったことの全体像は見えたと感じたからだ。例えばアニメ化されていないため知名度が低いであろうPS2版で言うなら、
盥回し編
→首を突っ込むから余計な惨劇が生まれるんだという発想への解答(むしろ何もわからないまま終焉を迎えるだけ)。
憑落し編
→「解」では協力し合うことや団結することの重要性を繰り返し説いているが、目的を誤れば団結してもやはり悲劇的結末にしかならない。
澪尽し編
→ひぐらし的な、あるいは◯◯◯◯もしくは作者の考える「ハッピーエンド」の補助線を示す。
という感じ。これでひぐらしが描きたいもののアウトラインは掴めたので、あとは「礼」の賽殺し編で示されたように、無数の物語はこれから描き得るとしても、エートスにおいてはそのテーマ性を超えるものはないと判断し、その後にも数多生まれた物語を消費する気にならなかったのだ(だから「絆」とかはプレイしてない)。
しかし、15年の時を経ての発表、そしてあえて主要人物の声優はそのまま=内容で勝負せんとする意図、さらに初めからOPで◯◯すら出すという演出、そして視聴者たちの熱狂・・・これらの要素は、たとい何かを犠牲にしてでも見る価値があると考えるのに十分だ(仮にそれが期待外れだったとしても)。
そういうわけで興味は惹かれているのだが、いかんせん今は時間が取れずに一話すらまともに見れていない。
しかし・・・それも今日終わる、はず。このプロジェクトが完遂すれば、この死忙遊戯からも解放され、多少の(時間的・精神的)余裕は生まれるはずだ。そしたら、久々にひぐらしを巡る考察にこの身を費やそうじゃあないか。
え?プロジェクトが終わらんかったらどうするかって?そん時ゃ今日はヤケ酒よ(゜∀。)
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